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自分のキャリアに、市場価値があるのかどうか悩むぐらいなら、聞いてみればいい

30代以降になると、「自分のキャリアって市場で通用するのかな?」って悩むことも多いんですよね。会社ではそこそこ評価されていて、それなりにやりがいも持っている。でも、他の会社で通用しなかったらどうしようって。でも、その悩み、考えているだけでは絶対に解決しませんよ。

自分の市場価値を知りたいなら、市場に聞け!


自分のキャリアがどれぐらい通用するかって気になりますよね。 私もよく相談されます。

その時の私の答えは単純明快。「市場価値を知りたいなら、市場に聞いたらいいんじゃない?」です。 『市場に聞く=転職活動をしてみる』ということです。

えっ?と思いますか? でも、自分が市場価値があるかないかなんて、いくら頭で考えても答えは出ません。

例えば、何か商品を売りたいと思ったら、ユーザー調査をしますよね? それと一緒です。 自分が市場でどれぐらい売れるのかどうか知りたいのだから、市場調査をすれば良いのです。


一番簡単なのは、転職サイトへ登録すること


自分だけで完結したいのなら、転職サイトに登録するのが、一番早いです。 今や、山ほどの転職サイトがあるので、自分の好きなサイトに登録してください。

もし、どれに登録していいか分からない!ということであれば、YahooやGoogleで「転職サイト」と検索し、上位3つぐらいに登録すれば良いと思います。

登録したら、出来る限り具体的に履歴書/職務経歴書を記載すること。 これを面倒臭がる人が多いのですが、自分の市場価値を正しく知りたいなら、この手間を惜しんではいけません。 そして、どの転職サイトにも「スカウト」という機能があると思いますので、それを「ON」にしておいてください。

スカウト機能とは、企業側からの「面接に来てください」とか「ぜひ、当社に応募してください」とかのアプローチです。 企業はスカウト機能をONにしている会員の職務経歴書を閲覧し、自社の求人に合致した人を探しているわけです。(この段階で個人情報が公開されることはありません)

スカウトメールが届いたら、一応、中身を確認してください。 時々、誰でもいいから送ってるでしょう?っていうスカウトメールがあるのです。 自分の経歴をちゃんと見て、スカウトメールを送ってくれているなら、それは、少なくとも、書類上では自分のキャリアが通用するということです。

気に入った企業があれば、面接を受けてみるというのも良いかもしれませんね。


時間があるなら、転職エージェントを訪ねてみて


転職エージェントは、企業からたくさんの求人を預かっています。 そして、自社に登録している求職者から、その求人にマッチした人を紹介します。

専門特化したエージェントもありますが、大手エージェントなら大企業からベンチャーまで、ありとあらゆる企業、業種の求人が集まっています。 そこで、自分のキャリアが通用するのかどうか、判断してもらうのです。

その時、自分を担当してくれる人の熱心さと相性はとても重要。 残念ながら、大して話も聞かずに、とりあえず「数撃ちゃ当たる」とばかりに、企業を紹介するキャリアカウンセラーもいます。

そういう時は、担当を変えてもらうか、別のエージェントに行ってみてくださいね。


気に入った企業があれば、一次面接を受けてみるのもオススメ


書類で自分のキャリアが通用すると判断してもらったとしても、実際に話した時に、どう判断されるのかは分からないですよね。

だから、実際に会った時の自分がどう判断されるかを知りたいなら、一次面接に行ってみても良いと思います。 面接に行ったら、「この会社に入りたい」って思うかもしれないですし、そう思ったら、そこから転職するのかどうかを真剣に考えたらいいと思います。

ただ、転職は全然考えていなくって、あくまでも市場価値を知ることが目的なら、一次面接でお断りする方が良いです。

というのも、面接が進めば進むほど、企業は採用したい!と本気モードで挑んできます。

場合によっては、このプロジェクトに参加して欲しい、と具体的なプランを描いている場合もあります。 もちろん、最終的にはご縁なので、内定が出た後に断ったとしても、それが悪いわけではありません。

でも、採用する側も、手間と時間をかけていることを考えると、自分の調査の為に手間と時間を使わせるのは、一次面接までかなと思います。

一次面接だと、初顔合わせですから、お互いに「あっ、違った」と思うことがあって当たり前ですからね。

本来、転職活動って、転職をするためにやるものだけれど、自分のキャリアが通用するかどうか、気になって不安になるぐらいなら、自分のためにやってみてもいいと思いますよ

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