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スタディーセッション『重力に負けないカラダづくり』

〜B子さん30代のトレーニング編 美しい後ろ姿を目指す〜


今回のスタディーセッションは南青山骨董通りにあるパーソナルトレーニングジム“BODYPEAKS“で、実際にトレーニングを体験。

BODYPEAKSは、「整える」「鍛える」「燃やす」の3つを組み合わせて、なりたい自分にナビゲートしていくパーソナルトレーニングジム。


トレーニング担当の中野さん、ケア担当の小坂井さん、ボクササイズ担当のジュンジさんの3人が、それぞれの視点からチェックしてナビゲートしていきます。

『重力に負けないカラダづくり』をテーマに、各分野のプロたちがスローエイジング世代の女性が気になるカラダをボディメイクしていく企画です。


今回は参加メンバーB子さん30代に、実際にBODYPEAKSジムでボクササイズや整体を取り入れたフルコースを体験していただきました。




B子:今日はよろしくお願いします!


中野:普段何か運動はされていますか?


B子:それが運動という運動はしていなくて…。なかなか忙しかったり、そういう機会がなくて。学生時代からテニスをやっていて、運動は大好きなのですがもともと汗をかきづらい体質です。運動不足解消のために日頃からエスカレーターやエレベーターは使わない、歩くときは大股で速く歩くようにしています。

あとは電車内など立っている姿勢のときにお尻に力を入れています。(笑)


中野:階段を利用したり、大股で歩くことは一番手軽に日頃からできる運動として素晴らしいです。

階段を使うことで、一番落ちやすい太ももの前の筋肉が使われますし、大股で歩くことで股関節やお尻の筋肉が使われるで、ヒップアップや美脚にも繋がるので、その習慣は続けてください。

また、お尻に力を入れたり、緩めることはお尻の筋肉を日常生活やトレーニングの際にお尻を使いやすくする効果もありますので、お尻が下がらないために継続して行うことをオススメします。


前回、皆さんとお会いした際にボディチェックを行いましたが、B子さんが一番アクティブだと見受けられましたね。

ただ先程の測定の結果を見ると、体重とBMIが平均値より下回っていますね。


B子:昔から食べてもあまり身にならないようで…。


中野:体重についてはさほど気にする事はありません。それよりも筋肉量も若干少ないので、しっかり筋肉をつけるトレーニングをしましょう。30代のうちに筋肉をつけてカラダに形状記憶させる! これが30代のトレーニングに必須です。

まずはキックボクササイズで代謝を上げていきましょう!


基本のキックボクササイズ


ジュンジ:本日の内容ですが、今日は初体験なので一番重要なのは“楽しむ“ことです。“辛い“とか、“苦しい“という経験をしてしまうと長続きしませんし、なによりキックボクシングで日頃の鬱憤やストレス発散をしていただきたいと考えています。(笑)


まずは鏡を見ながらキックボクシングの基本の構えを。

ファイティングポーズは大事ですから、ここで格好良く決めてテンションを上げていきます!

それからパンチとキックの打ち方を始め、実際にミッド打ちをします。このとき、足のステップを使う事で腕と足をリズミカルに動かし脂肪燃焼をアップさせます。

現役の修斗ボクシング世界ランカーでもある猿丸ジュンジトレーナーによるボクササイズ!

B子:頭では分かっているはずなのに、腕と足の動きがバラバラになってしまいますね。

体もですが、脳も活性化されている気分です。(笑)

ジュンジ:飲み込みが早いですね!


B子:少しコツが掴めてきて楽しくなってきました!


ジュンジ:それではパンチの動作に加えて、今度はキックも入れていきましょう。




ジュンジ:B子さんは格闘技もキックボクシングも未経験と聞きましたが、体の使い方が上手くストレス発散になるというお言葉をいただけてなによりです。

最近ではボクササイズは定番になりつつあり、他所のジムでも取り入れているところも沢山ありますが、南青山で受けられるのはこのBODYPEAKSだけです。


マシーンを使った筋肉トレーニング


編集部:す、すごいマシーンですね!


中野:ですよね。多くのパーソナルトレーニングジムでは、バーベルやダンベルを用いたフリーウェイトと呼ばれるトレーニングを行っていますが、これらは中級者から上級者向けの機材でもあります。

BODYPEAKSが取り入れているこのマシンは支点があり、軌道が決まっているため、バランスに気を取られる必要がなく、初心者でも安全に安心してトレーニングの動作と筋肉を動かすことに集中できます。


普段見えないだけに意外とみなさん、ご自分の後ろ姿って分からないんですよね。

ですが、ご自分で見えてなくても他人から見られているのが後ろ姿です。

今回はB子さんの背面に着目したトレーニングを集中的に行っていきたいと思います。



①シーテットロウイング背中の真ん中より上部を鍛えるトレーニング


B子さんは背中の筋肉が弱く、肩が前に引っ張られている状態です。

猫背の方や肩凝りが多くなりがちなデスクワークなど、常に同じ姿勢をとっている方にオススメしています。

女性の方に「下着のラインに乗っているハミ肉を無くしましょう!」と説明すると、みなさん俄然やる気になりますね。(笑)

背中をキレイに見せるためには美しい姿勢がマストです。このトレーニングはバックスタイルのアップと肩凝り改善に適したトレーニングです。


見た目にはケーブルを短く引く動作で地味ですが、その実じわりじわりと広背筋に効くんです!


②ラットプルダウン

背中の真ん中より下の部分を鍛えるトレーニング


くびれを作るためには、お腹のトレーニングだけをするのではなく、ラットプルダウンで鍛えられる広背筋のトレーニングが不可欠です。

背中の筋肉が普段使えていないと、筋肉が弱り背骨が曲がりやすくなってしまいます。

スタイルアップと重力に負けない体づくりをこのトレーニングでも狙って行います。




中野:筋トレに関しては今行った2つで終了する予定でしたが、B子さんは予想以上に余裕があるようなので、マットでスタンダードの筋トレを行いましょう。

背面を鍛えてあげたので、今度は腹筋に特化したトレーニングです。


編集部:うーん、中野さんは爽やかな笑顔で鬼のようなことを言いますね。(笑)


中野:ふふふ。基本的にお客様の「痛い!」という言葉には即座に対応しますが、あとの言葉は流しますから。(笑)


初心者はマシーントレーニングより、スタンダードなトレーニングのほうがキツイんです!


仕上げのボディーメンテナンス

BODYPEAKSが他所のパーソナルジムと違うのは、身体のメンテナンスを重視した整体を行ってくれます。

整体担当の小坂井さんは、アメリカの超難関国家資格と言われているNATA-ATC取得の凄腕整体師。

前回のスタディーセッションの際も、お会いして数分で参加者全員の身体の歪みや不調を見極めていました。


小坂井:B子さんは肩の内旋が強く、胸の前の筋肉が固くなっています。

それに、首の筋肉が緊張したままなので、鎖骨の上下、胸筋を緩めてあげることがメインなのと、それと一緒に頚椎と胸筋の調整をします。

これを行うことで首や肩の可動域をアップさせ、最終的には姿勢改善を目的とした施術です。


B子さんの感想


全行程を終えて、楽しかったの一言に尽きます。

初めてのトレーニングでちょっと不安でもありましたが、すぐに夢中?無心?になっていました。

終わったあとのこの爽快感は病み付きになりますね。

まるで憑き物が落ちたかのように、心身ともにスッキリと軽くなりました。

個人的にはキックボクササイズが一番好きですね。ただ、リズミカルにパンチとキックを繰り出すということがこんなに難しいとは…。(笑)

もっと軽快に動けたら楽しさが倍増するはず!すでにハマっている証拠ですね。


筋力アップのトレーニングは、私の場合上半身の背筋にフォーカスしたメニューでしたが、自分では平均より筋肉があると自信があっただけに、中野さんからの指摘には正直ショックでした。

確かに、後ろ姿って自分ではなかなか見ることができないので、あまり気にせず感覚だけで勝手に自信を持っていましたが、プロの方の目は欺けませんね。

背中は「見えない、触れない、動かせない」パーツだからこそ、しっかり鍛えるという言葉に深く納得しました。


トレーニング後に受けた整体では、“そんなはずはない!“と思ってしまう考えを見透かしたように、トレーナーや整体担当の小坂井さんに歪みやクセなど、そしてそれにともなう不調を指摘され、「先ずは自分で自分を認識する」ことが今回のトレーニング全行程を受けて、改めて大事なことだと気づきました。


今回のトレーニングを受けた翌日は、酷い筋肉痛というよりは達成感のある程度の軽い筋肉痛で、トレーニングが身になっているんだなと感じ、満足感を得ました。

ですが、ここで満足せず定期的に行うことで慢性的になっている悪いクセを解消して、理想のカラダを目指していきたいなと思いました。



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