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シンプルインテリアの作り方~スッキリした部屋で暮らしたい~

仕事や家事、子育てに追われて忙しい日々・・・ホッと一息つける場所はやはり自宅ではないでしょうか?一部屋だけでも自分のお気に入りの空間を作ってお家時間を楽しんでみませんか?今回は部屋をスッキリ見せるコツをお伝えします。

全体を3色以内に収める


部屋をスッキリ見せるには、3色以内に収めると洗練されたまとまった印象になります。

部屋を広く見せたい場合は白を基調にするのがオススメ。白は「膨張色」と呼ばれ、全体を明るく広く見せる効果があります。これは洋服でもよく言われていますね。写真のリビングダイニングは壁の一部をダークな色にすることでメリハリを生んでいます。 このようにアクセントになる色を少量取り入れると、全体を引き締めることができます。 壁色を変えるのは大変ですが、例えばクッションの色や小物でアクセントをつけても同じような効果が得られますよ。


素材を統一する


ひとつの空間に色々な素材が混じると、落ち着きのない印象になります。

写真のキッチンはオールステンレスのため、冷蔵庫やキャビネット、電子レンジ、オーブントースター、ナイフスタンドに至るまで同じ素材で揃えています。 細かいですが、冷蔵庫と電子レンジ、キャビネットは取っ手も同じようなデザインで統一性を出しています。

ただし、ディスプレイ棚はナチュラルな木材を使用し、あえてはずしています。 こうすることで、メタリックな冷たい空間に柔らかさをプラスすることができます。


ポスターやファブリックパネルを飾る


壁の空白には絵画やポスター、ファブリックパネルを飾るとかなり雰囲気が変わります。 まずは、大きめのものを1枚飾ってみてください。 これだけでお部屋の印象は一変します。

季節に合わせてチェンジするとお部屋の衣替えにもなりますよ。


グリーンを取り入れる


全体的になにか物足りない・・・そんなときはぜひグリーンをプラスしてみてください。

大きめの観葉植物は部屋の隅に置くと奥行も出て部屋のアクセントにもなります。 写真はフィカスウンベラータというクワ科の植物。 管理しやすく、葉の形も可愛いのでインテリア雑誌などでもよく登場しています。


キャビネットやテーブルなどには小さめのアイビーやワイヤープランツなどが馴染みます。 写真はプミラというツル科の植物でこちらも人気の高いグリーンのひとつです。 キッチンにはバジルやイタリアンパセリなどハーブ類を置いてもいいですね。

インテリア雑誌に出てくるようなお部屋では必ずと言っていいほどグリーンが存在しています。 インテリアを邪魔せずにおしゃれ度を上げてくれる優れもののグリーン。 キッチン、ダイニング、リビング、寝室など各部屋に置いてみてはいかがでしょうか?

照明器具にこだわってみる

ダイニングの照明は小ぶりのペンダントライト複数個を低めに設置すると空間のアクセントに。 高さをひとつずつずらしてみたり、高さを揃えて等間隔に並べてみたりとレイアウトを楽しむこともできます。

また、ペンダントライトはテーブルのみを照らすため、お料理を美味しくみせる効果も。 電球は白っぽい光のものよりオレンジがかったものの方が美味しく見えるのでオススメです。

PCコーナーなどのデスクにはワークランプがぴったり。 シンプルなデザインでも意外と存在感のある名脇役です。 写真のようにアームとヘッドが動かせるタイプは好きな位置に照明を持ってこれますし、手元を照らしてくれますので細かい作業も助かります。

デザイン性も実用性も兼ね備えたこのランプは実はIKEAで1200円ほどで購入したもの。 最近は手頃な価格でデザインのいいものが手に入りますので、今まで照明に興味がなかった方もぜひこれから意識してみてくださいね。


ディスプレイコーナーを作る

モノを置きすぎると雑多な印象になりますが、片付きすぎて何もないのも殺風景でつまらないですね。 そこで、一ヵ所だけ好きなものを飾るディスプレイコーナーを設けています。

季節ごとに使う色やお花を変えたり、趣味のものを飾ってみたり・・・ このときも使用する色を3色に抑えると複数のものを置いてもうるさくなりません。 写真ではモノトーンをベースに菜の花の黄色を差し色として使用しています。

飾る際は高さをデコボコにして、三角形を意識して配置するとこなれた印象に。 例えば、写真立て2つと黒の花器のグループ、バスケットと菜の花、グリーンのグループはそれぞれの頂点を結ぶと三角形が出来上がります。このとき、背の高いものを一番後ろに置くと奥行が出てバランスもとれますよ。 簡単なテクニックですので、ぜひ使ってみてくださいね。


細かなものをまとめる

よく読む雑誌や本、使用頻度の高いものはすぐに取り出せて片付けも楽だと嬉しいですよね。 そこで、お気に入りの雑誌類は椅子の座面に大きさ順に重ねてディスプレイとしても活用。 また、我が家にはドレッサースペースがないため、大きめのバスケットにメイクセットなどをまとめて入れています。中身が見えないように上から北欧風デザインの布をかければスッキリ見えます。

このように細かいものはひとつのところにまとめて、見栄えを良くすればディスプレイも兼ねることができます。


「衝動買いをしない!」強い意志を持つ


シンプルなインテリア作りで肝に銘じておきたいこと、それは「衝動買い」をしないこと。

雑貨屋さんやインテリアショップに行くと、ついあれもこれもと欲しくなってしまいますよね。 でも、ここで待ったです。いくら素敵なモノでも自宅のインテリアに合わなければせっかく買っても空間に馴染まず、結局使わずじまいになったり、飾っておくと部屋の雰囲気を台無しにしたりする可能性もあります。

シンプルな部屋を作るには雑貨ひとつでも色や素材などを考えて購入することをお勧めします。 部屋に合わせて選ぶようにすると他のモノとも組み合わせがしやすく、ディスプレイの幅も広がりますよ。

ぜひご自身の好きな色やテイストに合わせて空間作りを楽しんでみてください。


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