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シンプルに生きる。

自分らしく自由に生きるために、持たない暮らしを選択する人が増えています。実は人生はとってもシンプル。自分の感情や直感を大切にすれば、自分らしく自由に生きられるのです。忙しい毎日だからこそ、シンプルに生きることについて考えてみたいと思います。


断捨離、ミニマリスト、シンプルライフ。 自分らしく自由に生きるために、持たない暮らしを選択する人が増えています。

実は人生はとってもシンプル。 自分の感情や直感を大切にすれば、自分らしく自由に生きられるのです。

ところが、あまりにもたくさんのモノや情報に囲まれて生きていると、自分の本質に鈍感になりがち。 忙しい毎日だからこそ、シンプルに生きることについて考えてみたいと思います。


生活空間に余白を作る


シンプルに生きるということ。 まずは生活空間や心に、余白を作ること。 物理的にスペースを作ることで、心にも自然と余裕が生まれます。

「人生がときめく片付けの魔法」の著者 近藤麻理恵さんによると、モノを捨てる順番は以下の通り。

1. 衣類 2. 本類 3. 書類 4. 小物 5. 思い出のモノ

シーズンごとにトレンドを追い求めていたら、いつの間にクローゼットがいっぱい、なんてことも。 衣類は選択肢を減らし、ベーシックなアイテムを大切に使うことで、あれこれ悩む時間が少なくなります。

本、書類、思い出の写真や手紙は、デジタル化することもおすすめ。 最初は小さなスペースから始めることもポイントです。

惰性で持ち続けているモノの中に、時間の経過と共に愛着や喜びが失われていったものがありませんか? 本当に今の自分にも必要かどうか、見つめなおす時間を作ってみましょう。


迷う、そして自分で決める


迷ったときは、「捨てるかどうか」ではなく「残しておきたいかどうか」を考えてみて。 すぐに決断する必要はありません。 別の場所に移動させて、視点を変えて考えてみるのも良いでしょう。

心理学的には、迷うことにも意味があります。 大切なのは「自分で決める」こと。

それができなくて、ついついモノを溜め込んでしまう人も多いのかもしれませんね。

心の世界では、「決められない」のは「決めたくない」から。 では、どうして決めたくないのでしょう?

答えを先延ばしにしているから? 都合の悪いものを見ないふりしているから?

迷っている自分ときちんと向き合いながら、本当に自分にとって必要なモノを選択していきましょう。


情報のインプットを見直す


私たちは四六時中、あらゆるところから情報を受け取っていると言っても過言ではありません。 本当に欲しい情報を意識して選択することで、生活の質が格段に上がります。

特に注意すべきなのは、受け身でいるときに入ってくる情報。

・悪意のある情報 ・真実でない情報 ・古い情報

など、一方的に流れ混んでくる情報には注意が必要です。

情報のインプットを意識することは、思考をシンプルにすることにつながります。 心がモヤモヤしているときには、ぜひ一度見直してみてください。


受け身でいることのデメリット


私は以前、ある大手ショッピングサイトからのメールマガジンが自動登録されていることに気づかず、登録数が100件を超えていたことがありました。 受信ボックスは常に大量のメールマガジンで溢れ、本当に欲しい情報を見逃してしまうこともしばしば。 受け身で情報を受取り続けることの恐ろしさを実感しました。

それからは定期的に、メールやメールマガジンの管理をするようにしています。 また欲しい情報は自分から求めに行く、SNSでシェアされた情報を鵜呑みにしない、など受け取る情報に頼り過ぎないようにしています。

手軽につながれる時代だからこそ、自分軸で情報を精査し、本当に必要な情報を選択していくことが大切ですね。


モノを持たないことで感じる暮らしの変化


モノや情報は少なければ少ないほど、時間に余裕ができます。 掃除や管理にかかる時間が、今までよりはるかに短くなるからです。

また、管理にエネルギーを費やさない分、身軽になっていくでしょう。 すると本当に自分がやりたいことに、多くのエネルギーを注げるようになっていくのです。

シンプルライフは選択と集中だと言われています。 本当に必要なものだけに集中し、それ以外を捨てるという選択をするからです。

しかしミニマリズムに見られる、徹底的に無駄を省いたミニマルな生活は、現代社会を生きる私たちには少しストイックに感じることも。

幸せの定義が人それぞれなように、シンプルの定義も人それぞれ。

これからも大切にしたいモノと、丁寧に暮らせるように。 自分なりの心地良いシンプルライフを見つけることからはじめましょう。

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