今さら聞けない!?アロマテラピーの基本の「き」~精油編~

アロマテラピーという言葉は聞いたことがあるけど・・。「香り」ってことは分かるんだけど・・。きちんと基本を知ることで、アロマテラピーがもっともっと楽しくなります。今回はアロマテラピーの必需品である「精油」について、講師歴10年以上のプロが分かりやすくお伝えします。

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ボディソープや柔軟剤などのCMでもよく目にする「アロマ」という言葉。 「アロマテラピーの仕事をしています」というと、老若男女関係なく、ほとんどの方が「ふ〜ん、香りのお仕事なのね。」と認識してくださいます。 これほど「アロマテラピー」という言葉が一般人に浸透している国は、珍しいんだとか・・

ですが、「香り」ってことは分かるんだけど、一体何なんだろう? 香りを嗅ぐ以外にどういった楽しみ方があるんだろう? リラックス用のよい香りってことしか分からない。 アロマのときに使う「精油」って、そもそも何なんだろう? 意外と知らないことが多いことも。

今回は「アロマテラピー」という言葉と、アロマテラピーの基本アイテムである「精油」について、分かりやすく解説していきます。


「アロマテラピー」という言葉をもっと知ろう

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いつから使われ始めた言葉なんだろう?


「アロマテラピー」という言葉は造語で、20世紀のフランス人化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが命名しました。 ガットフォセは化学実験中に大やけどを負い、その治療にラベンダー精油を使用したところ、驚くほど高い効果を実感したことから、精油の治療効果の研究に没頭し、1937年に『aromatherapie』を著しました。 ですので、まだ「アロマテラピー」という言葉が作られてから、100年も経たないのです。

「アロマテラピー」を日本語に訳すと?


アロマ=香り、セラピー=療法という意味があり、「芳香療法」と訳されます。 ただ、療法という言葉を使うと、どうしても治療を連想させてしまいます。 日本において、アロマテラピーは治療目的に使うことはできませんので、注意が必要です。 私は、「アロマテラピーとは、香りを使った心と身体の健康法」と紹介しています。


アロマテラピー?アロマセラピー?


アロマテラピーはアロマセラピーと呼ばれることもあります。 これは、外国語を日本語に直した時の表記の違いで、発音が違います。 「テラピー」Therapieは、フランス語読みで、「セラピー」therapyは、英語読みになります。


アロマテラピーの基本アイテム「精油」

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精油とは?

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材です。 その植物がもつ有効成分をぎゅーっと凝縮したものが、精油になります。 ですので、天然純度100%のものだけを「精油」と呼びます。


アロマオイルやポプリオイルとは違うの?

天然純度100%のものだけを「精油」と呼びます。 一方、何らかの混ぜ物が加えられていたり、人工的に香り付けされたオイルは、「アロマオイル」や「ポプリオイル」「フレイグランスオイル」といった名称で販売されています。 これらは通常、合成香料やアルコールなどが入っていますので、アロマテラピーで使う「精油」として使用することはできません。 100円ショップに売られているものの中には、「精油」はありません。 安価すぎるものには、注意しましょう。


どこで購入できるの?

アロマテラピーの専門ショップで購入できます。 路面店やスクールに併設されたショップだけではなく、デパート内でも多く見かけます。 また通信販売でも購入することができます。 その場合も、きちんと天然純度100%のものであるかを確認しましょう。 通信販売ですと香りを嗅ぐことができないというデメリットがありますが、倉庫からの配送なので、冷暖房や照明などの影響を受けやすい店頭に比べると、品質が安定していると考えることもできます。


気になるお値段は?

精油の価格は、メーカーや精油の種類によって大きく異なります。 3mlサイズの価格の場合、500円~1万円を超えるものまであります。 レモンやオレンジなど柑橘系の精油は比較的低価格です。 一方、多くの植物からわずかな量しか採れないローズの精油などは高価になります。

精油を購入したら・・


精油は、高度に濃縮された液体のため、間違った使い方をすると危険なこともあります。 取り扱う際には以下の注意事項を守って安全に使いましょう。


注意事項を確認!

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① 原液を皮膚につけない 皮膚に使用する際は、必ず希釈して(薄めて)使用することが大切です。 誤って精油の原液が直接皮膚についた場合は、すぐに清潔な大量の流水で洗います。 赤みや刺激、発疹など皮膚に異常がみられた場合は、医師の診察を受けてください。

② 絶対に飲まない 海外の一部の国では、医師の指導のもと、医療行為として内服を行うケースがありますが、精油の中には経口毒性をもつものがあるため、専門知識無しに行うのは大変危険ですので、飲まないでください。

③目に入れない 以前ムエット(試香紙)で香りを試していたところ、精油がきちんと試香紙に浸み込んでいない状態で振ってしまい、精油が目の近くについてしまったことがありました。 それはそれは、凄まじい痛みでした。 皆さんも気を付けてくださいね! もし、精油が目に入った場合は、大量の水で洗い流します。 決して目をこすらず、速やかに医師の診察を受けてください。

④火気に注意する キッチンなど火気を扱う場所で、精油や精油を用いて作製したものを使用する場合には注意が必要です。 精油をキッチンに置きっぱなしにするのはやめましょう。

⑤子どもやペットの手の届かない場所に保管する 誤飲などの危険性が考えられます。 小さくて可愛らしい瓶に、我が家の娘も興味津々ですが、ボックスに入れて高い場所にしまっています。 また、使うときはママと一緒!と、いつも伝えています。

⑥光毒性に対する注意 精油成分の一部には、日光などの強い紫外線に反応することによって、皮膚に炎症を起こすなどの毒性を示すものがあり、これを光毒性と呼んでいます。 光毒性をもつ可能性のある精油を日中に使用する場合は注意が必要です。 <光毒性に注意が必要な精油の例> グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど

⑦皮膚刺激に対する注意 精油成分の一部には、皮膚表面から精油成分が浸透した時点で、皮膚組織や末梢血管を直接刺激し、炎症、紅斑、かゆみなどの反応を起こすものがあり、これを皮膚刺激と呼んでいます。 <皮膚刺激に特に注意が必要な精油の例> イランイラン、ジャスミン、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリなど


精油の保管容器

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遮光性のガラス容器が最適です。 通常、精油は遮光瓶に入って販売されていますので、移し替えずにそのまま使用していきます。 キャップをしっかり締めて、瓶を立てて保管しましょう。


精油の保管場所

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直射日光と湿度を避け、冷暗所に保管します。 冷暗所というと冷蔵庫を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、一般家庭の冷蔵庫では冷えすぎていて結露ができてしまうことも・・ 精油ボックスや引き出しの中などに入れて保管しましょう。


精油の保存期間

開封後1 年以内が目安とされています。 但し、柑橘系の精油などは、ほかの精油と比較して成分変化が起こりやすいといわれていますので、使用時は必ず香りを確認してください。

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