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他の子より遅い、できない・・・でも大丈夫!

うちの子ちょっと成長遅いかも? みんなが出来ているのになんでうちの子はまだ出来ないの? そんな風に不安になることありませんか?

成長がゆっくりなのは決してダメなことじゃない


私自身もかつて「なんで他の子はみんな出来るのにうちの子だけ出来ないんだろう・・・」と悩んだこともありました。

そんな時、やっぱりちょっと成長がゆっくりめのお友達のママに言われた言葉が忘れられません。


「遅くてラッキーだよね。」


出来るようになっちゃたら、出来なかったこの子には二度と会えないんだよ。

出来るようになってから出来なかった時を思い返すと、あの時可愛かったなって思うことない? それにいつできるようになるかな?というワクワクの時間を他のママより多く持つことができるんだもん、絶対ラッキーだよ。

と。

その言葉を聞いてハっとしました。


出来なかった時のこの子には二度と会えない


ハイハイができるようになったから、動けなくて手足をバタバタさせるだけだったこの子にはもう二度と会えない。

歩けるようになったから、一歩踏み出してはドンと倒れてしまっていたこの子にはもう二度と会えない。

お話しが上手にできるようになったから、うー、あーしか言えなかったこの子にはもう二度と会えない。

スプーンもフォークも箸も上手に使えるようになったから、手づかみでテーブルをめちゃくちゃにしていたこの子ににはもう二度と会えない。

一人で寝られるようになったから、夜中に起きた時にお母さんがいない!と泣いていたこの子にはもう二度と会えない。

出来るようになったこの子にはこれから毎日会うことができる。 どんどん上達する姿を見ることができる。


でも出来なくてもがいていたこの子には、どんなに会いたくてももう二度と会えない。


そんな当たり前のことに気づかされました。

いろんなことがなかなか出来ないその時は、なんでできないの?とイライラしがち。 この子もあの子ももう出来ているのに、なんでうちの子はできないんだろう、と悩むこともある。 けれども後から思い返せば、出来なかった時のことを「可愛かったな」と思うことって沢山あるんですよね。

だからこそ、出来ないその時間も大切にしたい。 出来ないことが出来るようになるその瞬間を大切にしたい。

人より出来るようになるのがゆっくりだった分、出来るようになった時の感動もひとしおだったりするものです。 親からしたら「やっと出来るようになったな」でも、「すごいでしょ!」と言わんばかりの得意げな子供の顔が私は大好きだったりします。


誰もがいつかは出来るようになること。 それがほんの数ヶ月、遅いか早いかの違い。 人生80年と考えたら、乳幼児期の数ヶ月なんてほんのちょっとなんですよね。

だから周りのお友達みんなが出来ることがなかなか出来ない時、心配はしてもいいけど、焦らなくていい。 出来るようになるその時を優しく見守ってあげたい。 そして出来た時にたくさんたくさん褒めてあげたいな、と思うようになったのです。

成長がゆっくりなお子さんをお持ちのママたちは、実はとっても「ラッキー」。 そう思えば気持ちがぐっと楽になって、穏やかに楽しく子育てができるようになると思います。

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