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旅先や外出先のホテルで、ゆっくり寝たままヨガポーズ

飛行機や長距離ドライブで、疲れた〜!丸まった腰や背中伸ばしたーい!なんて事はありませんか?同じ姿勢で座ったり、観光や遊びで1日歩き続けた足の疲労を取るためにも、旅先でできるヨガはとってもお勧めなのです。またベッドが変わると眠りが浅い、なかなか寝付けないときも。ヨガマット不必要!疲れがすっきり取れるヨガポーズをご紹介します。


夏だからこそ「静」の時間を大切に


家族や仕事仲間とのイベントや行事ごと。それに加えて女友達との約束など、自分以外の予定も多くなる夏は、人と会ったり、外へ出かける機会も増えるもの。週末やお休みを利用してリフレッシュに出かけたとき、長時間の移動や、暑い日差しの中での遊び疲れを「クールダウン」してくれるのが旅先でのヨガなのです。


夏の暑さはぐっすり眠って、パワーチャージ


著者の私が住むカナディアンロッキーは夏のこの時期、夜10時まで明るく日が沈みません。そのために、夜まで外出していたり、いつもより遅くまで女子会が続いたりと、気がつけば寝る時間が遅くなる夏です。寝苦しくなる夏、「暑さに強く、夏に疲労感を感じない」という人は、日常よく眠れてる人に多く、逆に眠りが浅い人は、「夏の暑さに疲労感を感じる」ことが多いそうです。

夜型生活になりやすい夏の時期の”睡眠”は、とっても大切なパワーチャージなのです。


夏には、夏のヨガがある


夏は太陽のパワーが強くなるので、体内に熱と湿度がこもりやすいために、バランスを崩すと胃腸や消化器系が弱くなったり、口内炎や湿疹などが出やすくなります。体内の暑さを冷ます水泳や森林浴、山歩きもおすすめです。夏のヨガはお腹をひねり刺激して消化器の動きを整えるポーズや、前屈で気持ちを落ち着かせるポーズ、体内の熱をクールダウンさせる呼吸法など、夏のヨガこそポーズの完成度を意識しすぎず、呼吸をゆったりと「心地よさ」に意識を向けていきます。

旅の途中や出張先、どこでもできるのがヨガの素晴らしさ。 ヨガマットがなくてもOK。体も心もリフレッシュできるヨガポーズをご紹介します。



スパインツイスト(Supta Matsyendrasana)

*腰部から背中にかけてストレッチ&リラックス *緊張状態にある腰や背中をしっかり伸ばすことで自律神経を整え、消化を助ける



枕を使った、やさしい前屈ポーズ(Supported Forward Fold)

*体の後面(背骨・腰)を伸ばし内臓の調子を整える *腰痛を緩和する *背中を丸めて頭を枕に休ませる。膝は軽く曲がっててOK.



フィッシュポーズ(Supported Fish Pose)

*緊張した腰、背中、腰、股関節をゆるめる(両足裏を合わせて膝を外側へ開く) *疲労回復と胸を開いて気持ちをオープンに



開脚チャイルドポーズ(Wide Legged Child Pose)

*股関節を柔軟に。肩甲骨を腰の方に下げる意識で *骨盤周りの筋肉を緩ませるので、生理前・生理中にも良い *腰背部の血流改善


開脚前屈ポーズ(Upavistakonasana)

*骨盤周辺の血液循環をよくします *枕を高く積み上げた方が無理なく行えます(3個〜4個) *心を休めたい時にもおすすめ


反転ブリッジポーズ

*背骨と腰を後屈させ、丸まった肩を左右に開いて胸を開く *リラックスして重力に身を委ねることで、思考を休める *腰と首に痛みがある方、酷い腰痛の持ちの方はお控えください



Breath Deeply おわりに

どこか旅に出かけようとする時、何時から何時までにどこへ行き、観光してお土産を買ってと、、つい念密に計画を立ててしまいがち。時間に支配されてしまうことで、計画が思い通りに進まない事がストレスになったり、スケジュールに追われることが、旅の疲れる原因にもなりがちです。あまり細やかな計画を立てるより、その時を”充分に楽しむためのゆとり”を持つことを意識的にやってみましょう。旅先で、何もしない1日があってもいいのです。活動的な夏こそ、スケジュールを埋めるより、空白の時間と余裕を持ちたいものですね。

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