今回のテーマは最近流行している「ベランピング」。過ごしやすい気候のこの時期はダイニングを飛び出して、ベランダで食事なんていかがですか?自宅に居ながら非日常を味わえるベランピングの日のテーブルコーディネートをご紹介します。
ベランピングって!?
「ベランダ」×「キャンピング」を略した造語です。 一言で言うなら「ベランダでキャンプを楽しむ」ということ。 一昨年くらいに「グランピング」(グラマラスなキャンプ)がブームとなりましたが、昨年から自宅のベランダやバルコニーで気軽にアウトドアな雰囲気を楽しむ「ベランピング」にも注目が集まっています。
ベランピングの日のテーブルコーディネートコンセプト
夕暮れから夜にかけて大人2人で楽しむ屋外キャンドルナイト。スモーキーな配色で可愛くなりすぎず、カッコよさも感じられるテーブルに仕上げます。アウトドアということで自然素材も取り入れながらナチュラル感も出していきます。
人数:2名(夫婦、カップルを想定) 時間:夕暮れから夜にかけて 食事:ディナー
ベランピングを楽しむためのテーブルアイテム
ベランピングの良さは自宅に居ながら非日常が味わえること。せっかく屋外で食事をするのですから、高さのあるグリーンを取り入れたり、キャンドルやランタンを使ったりしてアウトドア感を出していきます。
・ワイングラス(バザーで購入) ・丸皿(イイホシユミコ) ・清酒グラス(セリア) ・アミューズスプーン(雑貨店) ・カトラリー(フランフラン) ・キャンドル(IKEA) ・ランタン(フラワーショップ) ・木製プレースプレート(自作) ・テーブルランナー(WALPA ※壁紙) ・エアプランツ(雑貨店) ・流木(ホームセンター) ・古材(BUFFSTOCKYARD) ・ユーカリ(フラワーショップ) ・フラワーベース(ANTRY) ・ペーパーナプキン(IKEA) ・洋書(図書館の不用品) ・ワイン(ワインズ東京)
アウトドア×キャンドルナイトを楽しむテーブルの作り方
それではここから食事前のテーブルセッティングの作り方をご紹介していきます。
メニューは非日常ということでちょっぴり贅沢なメインにしましたが、手間の少ない料理ばかりですのでささっと作ることができます。
***メニュー*** ・海老とアボカドのオリーブオイル和え ・キノコの冷製スープ ・サーロインステーキ バルサミコソース ・メイン付け合せ(クレソン、玉葱、ヤングコーン、トマト、ブドウ) ・バゲット ・ワイン ・コーヒー
①まずはベランダorバルコニーにテーブルとイスをセット
最近はIKEAなどのおかげで手軽に屋外家具も手に入るようになりました。ご自宅のサイズに合わせてワンセットあるとティータイムなども楽しくなりますのでオススメです。
②ブリッジランナーをセット
テーブルの雰囲気を大きく左右するのがテーブルクロスやテーブルランナー、ブリッジランナー。今回はクロスではなく、壁紙をランナーとして使用します。黒板に数式が書かれているデザインで男性的な印象になります。※壁紙は「WALPA」さんという海外の壁紙を扱うショップで購入したものです。 インテリアとしてではなく、テーブルランナーやランチョンマットとして使用するのもアリですよ。
③一人分のセッティングを作る
向かい合うスタイルではなく、隣同士の配置にします。いつも向かい合って食事をしている夫婦やカップルでは新鮮に感じられるかもしれません。
④ナプキンとカトラリーをセット
全体がスモーキーカラーなのでナプキンもチャコールを選択しています。
ナプキンだけでもいいのですが、洋書を一枚破いてナプキンに巻きます。 この一枚あるだけでカッコよさが増します。
※洋書は図書館の不用品コーナーで無料でいただいてきたものです。
バザーやフリーマーケットなどでも思いもよらぬ良品に出会うことがあります。 これからのイベントシーズン、ぜひアンテナを張ってみてくださいね。
この上にカトラリーをセットします。カチッと綺麗に並べるよりも無造作に置くとこなれ感が出ます。
⑤前菜コーナーをつくる
古材の板を空いているスペースに斜めに置きます。
センターにアミューズスプーンと冷製スープ用のグラスを設置。 サイドにはナチュラルでワイルドな雰囲気を出す流木、エアプランツ、屋外感を出してくれるランタンをセットして完成です。
⑥奥行を出す
テーブルの奥に背の高いユーカリとワインを並べてテーブルに高さと奥行を出します。 屋外は解放感もあるため、背の高いグリーンを使うとさらにアウトドア感が出ます。
⑦パーソナルスペースにもキャンドルを
プレースプレートの左上にキャンドルをセットし、炎に照らされながら食事を楽しんでもらいます。
⑧出来上がり
全てのアイテムをセットしたら食事前のセッティングは完成です。
カジュアルにオシャレに盛り付ける
アミューズスプーンには奥にアボカド、手前に海老を立てるように配置します。 チャービルも立てるように飾って立体感を出します。
スープは八分目まで入れてセンターにパセリを散らします。 両方ともハーブを飾るだけでグリーンが加わり、オシャレ度がアップします。
ステーキはお皿いっぱいのサイズをチョイス。 余白を持たせる盛り付けをすると高級レストランのようになりますが、このように目いっぱいに盛り付けるとカジュアルな感じになります。
キャンドルナイトに乾杯!
自宅に居ながら非日常を味わえるベランピング。
部屋から一歩踏み出すだけなのに、いつもとは全く違う雰囲気になります。 こんな環境でいただく食事は特別感があって会話も弾むはず。 外の空気が心地よいこの季節にぴったりの食事スタイルではないでしょうか。
まずはテーブルとイスを用意して気軽に食事を楽しんでみませんか?
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