top of page

香水調香に通じる~評価される仕事力の高め方~。

20代の頃は、商社で部長の補佐を担当していたので、求められるのは正確さと速さ。と同時に会社に内緒で中学生の学習塾もしていたので、残業はできませんでした。さらに途中で結婚もしたので、ますます残業はできない!結果、集中力が増し、仕事の速度は格段に速くなりました。そんなベースは、仕事をするうえで大変役に立っています。今から思うと、体で覚えた仕事のやり方が、今のベースとなっています。それと並行して大切なのは人格構成。ご存知でしたか?これは香水作りでの調香構成とよく似ているのです。

貴重な通勤時間、ゲームで気を紛らわせるの?


電車の中でもったいないなぁと思う時間の使い方。その一つにスマホゲーム。個人の問題なのでダメとは言いませんが、時間のない方が通勤時間をそれに費やしてしまうのは残念。もし気分転換であれば、車窓の外を眺めるだけでも。それに、今は会社によっては資格取得が必須だと聞きます。15分単位でテキストを見るというのもいいのでは。時間のなかった20代。行き帰りの往復45分と昼休みを使ってに簿記2級の通信教育も受講しました。半年で試験も無事パス。 それからSNSも通勤時間にできる事。特にインスタグラムは、写真がメインなので、自分の写真集として使って、さらにいろんな方と交流するのも世界が広がります。


オフィスに行くのは1時間前


社風にもよるので一概には言えませんが。満員電車に揺られ、会社にぎりぎりの時間に行って、バタバタと仕事をして、仕事が終わらず結局残業をする。それとも1時間前に行って、段取りをつけ、余裕をもって仕事をするのとどちらを選びますか?または、どっちの人と一緒に仕事をしたいと思いますか?

結局は習慣の問題なので、バタバタしている方はいつも。そうでない方は早め早めに動く。どれだけ自主的に動けるかも評価の対象になる時代です。だけど意識したいのは、評価されるから動くのではなく、それが自分のスタイルなので、そうするということ。人の目を意識しすぎると結局は続きません。


意識するのは15分単位


時間は有限にあるわけではありません。特に年齢を重ねていくと、加速度的に時間が経つのが速くなります。意識するのは15分単位。ルーティンワークなら、この業務は15分、少々かかるようであれば45分など、自分で業務の段取りをして、ゲーム的な感覚でこなすのもあり。


業務は、コミュニケーションをとることからスタート


かといって、仕事が始まったら一人でもくもくとずーっと仕事に集中すればいいわけではありません。仕事はチーム。スラムダンクを思い出してみて。それぞれ、役割があるでしょう。それと仲間意識。まずはチームのメンバーと軽く歓談。これも15分ほど。そして、なんとなく話が尽きたかなというところで業務に集中していきます。


注意をされたら、それは必ず次回に活かす


仕事をしていると、当然誰だって間違いやミスをします。

起こしたくてやっているわけではないので、それは仕方がないこと。

問題は、その後の処理の仕方。最悪なのは、注意をした人を逆恨み(これはないか・笑)。まず、どうしてミスしたか検証。その上でどうすれば、ミスしないかのやり方を考え、上司に報告する。これができれば完璧です。そして、早めにミスを発見して先手を打つ。そうすれば注意すらされません。


周りに同調もしない、そして敵も作らない


会社という組織の中で大事なのは、敵を作らないこと。だけど、同調はしない。人の悪口を言っている場所からは自然と離れる。会社に何をしに来ているのかしっかり意識をする。そして会社の方針を理解する。そこに自分の軸を作る。


よく仕事で落ち込む人を見ますが、仕事は落ち込むものではなく、工夫して克服するもの。落ち込んでいる暇はありません。


自分の人格構成も香水作りに通じる


いつもいつもいい人では、仕事はやっていけません。往々にしていい人というのは長く続きません。香りも一緒。いい香りだけだと魅力のない香水になってしまいます。


肝心なことは丹田(おへその下)に力を入れて、感情を入れずにさらっと自分の意見を言いましょう。私の仕事である一つであるパーソナルアロマ香水も、6~7割は、シトラスやフラワリーなどのいわゆる芳しいいい香り、そして1~2割は安定感のある樹脂系のなどベースノートの香り、だけど必ず0.5~1割はスパイシーやオリエンタルなどのくせのある個性的な香りを入れます。くせのある香りだけではいやなニオイの香水になってしまいます。


ある意味人格も香水の香りと同じ。


大部分がいい性格、ちょっと安定感があって、そしてほんのちょっぴりスパイスが効いている。この割合が重要なのかもしれません。香りが教えてくれること。

ご参考まで。



bottom of page