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音楽用語から学ぶ美しさ「モデラート」のような女性を目指して

時代も国も越えて楽しむことができるのが音楽の素晴らしいところ!世界では日本の伝統文化が注目されています。

モデラートな美しさを目指して


楽語と呼ばれる音楽の専門用語。例えば、ピアノ(弱く)フォルテ(強く)、メゾ・ピアノ(やや弱く)など音楽の教科書で見たことがある!とお思いの方もいらっしゃると思います。楽語はイタリア語で書かれていることが多いのですが、意外と私たちの生活の中でも何気なく登場しています。dolce(ドルチェ)はイタリア語でスイーツの意味ですが、音楽の中でも楽語として出てきます。意味は甘く、柔らかに・・・なんとなくイメージできますよね?ちなみに、のだめカンタービレのカンタービレは、「歌うように」の意味です。

速度を表す楽語にModerato(モデラート)があります。「中くらいの速さで」と訳されますが、本来の意味は「控え目の、節度のある、無茶をしない」といったもの。やり過ぎずにバランス感覚が保たれる、ということですから『焦げないように火をModeratoに』と言えば中火で料理する、『Moderatoに食べて飲む』と言えば暴飲暴食せずにバランスよく食べる、という意味になります。『Moderatoな人』とは相手の意見もよく聞き、お互いを尊重しながら人間関係を良い状態で保つ人のこと。Moderatoな女性を目指したいですね。


音楽で日本の伝統文化をみなおす


さて、現代では海外との距離はほとんどなくなり、留学する人もたくさん出てきました。 私はドイツで音楽を学んだのですが、海外で改めて日本の文化の素晴らしさを再確認できました。海外では『日本ブーム』と言われるほど、日本食、着物、アニメ・・・といったものが大人気です。もちろん日本の伝統的音楽にもとても興味を持ってくれていて嬉しく思います。なのに私たち日本人が日本伝統文化をよく理解していないのは、なんだか寂しく思いませんか?そこで最近のコンサートでは、着物をリメイクしたドレスで日本の伝統音楽を演奏する機会を作っています。日本から世界へ、世界から日本へ。音楽に国境はないとよく言われますが、日本の文化を更に世界に紹介していきたいと思っています。

春の海/Haru No Umi - YouTube

宮城道雄:春の海 フルート:永野伶実、ピアノ:伊藤慧 2人とも祖母の着物をリメイクしてドレスを作りました! 着物ドレスを着ると、なんだか背筋がピン!と伸びて気持ちが引き締まります。 お客様からも好評でした。

気軽に行けるコンサート

大分県iichikoホールで行うコンサートです。1コインで世界中の音楽をお楽しみ頂けるコンサートです!

着物ドレスも着る予定です。大分方面の方、ご来場お待ちしております。

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