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疲れてダルい下半身に効く!寝たままヨガポーズ

足は体の中で一番の働き者。1日中、立ちっぱなしの仕事や家事はもちろん、座りっぱなしの状態も血行やリンパの流れが詰まり、足だけでなく全身にも倦怠感が残ります。足首、太もも、お尻、股関節。足を柔軟にすることで、全身の疲れも楽になり、ぐっすり眠りに入りやすくなるヨガポーズをご紹介します。

足が軽くなると、人生がハッピーになる


「あぐらがかけない」「足を90度以上あげられない」「足を開くとピキッという感覚がある」

年齢とともに筋力がつきにくくなると同時に、筋肉も硬くなりやすくなり、股関節や足の付け根の柔軟も難しく感じるかもしれません。私の住むカナディアンロッキーの春〜秋は、毎年たくさんの方が、ハイキングやバックパッキングで自然を歩くために、世界中から人が集まります。その中でも、最も多いのは40代から60代。今までに80代の方にもたくさんお会いしました!いくつになっても足腰が健康で、ほどよい筋力と柔軟性があるということは、人生の可能性を無限に広げてくれるのです。


生理前〜生理中の足のだるさにも


生理前や生理中に、足がむくむ、足の付け根や股関節がダルい。そんな症状に悩まされることはありませんか?生理が重かったり、PMS(月経前症候群)が酷いと月の半分は、体が不調な状態になってしまいます。また、更年期になるとホルモンバランスの変化により、下半身に疲れを感じやすくなったり、疲労と共にイライラしたり、気持ちがいつも満たされなかったり。


元気がない時こそ、流れをよくしていこう!


あ〜、疲れるな、しんどいな。そう思いながらも、私たちの日常は時間とやるべきことに追われ、1日が終わってしまいがち。でも、本当はそんな時ほど、手を止めて、考えるのをやめて、体が必要とすることに時間を使いましょう。たっぷり寝るでも、ストレッチでも、散歩でも。お風呂に入るのでもいい。

「急いでもなにもいいことはないんだ。落ち着こう。」

足の付け根(そけい部)とリンパのつまりを解消するヨガで、元気になれない時ほど、滞りを流してあげましょう。まずは、気分も体も軽やかになることが一番の幸せの近道です。

ハーフハッピーベビーポーズ

1、仰向けに横になります。口からため息を吐くように、はあ〜と3回繰り返して、顔も首の後ろもリラックス。右膝を立てます。

2、息を吸いながら、右膝を両手で抱えるように胸の方へ引き寄せます。このまま深く呼吸を3〜5回繰り返します。足の付け根(右股関節)に空気を送り込むように。

3、右足裏を、膝の外側からつかんでいきます。骨盤が平行に保つよう、左太腿の上に手を乗せて、お尻が浮いてこないように上から押さえます。

4、余裕のある人は右足裏を、天井に向けます。深く呼吸を5〜7回しながらポーズを保ちます。反対側も同様に行います。


仰向けの立ち木ポーズ

1、フェイスタオルを1本、自分の近くに置いておきます。両膝を立てて、仰向けに横になります。

2、フェイスタオルを手に取り、右足の裏(土踏まず)にタオルを引っ掛けます。右膝は軽く曲げて、左膝は立て膝。このままポーズを維持します。太腿の後ろが気持ち良く伸びているのを感じながら、深く呼吸を5〜10回繰り返します。

3、もう少しだけタオルを下に向かって引っぱり、右太腿を胸近くまで引き寄せます。さっきより強くストレッチを感じていればOKです。深く呼吸を繰り返します。

4、タオルを右手に持ち替えます。立膝だった左足は伸ばし、左手は左太腿の上を押さえます。右膝は天井に向かい伸ばして(右膝、軽く曲げててもOK)右踵も天井を向くようにします。この時、左の肩が浮かないように、胸を広げて両肩は床に着けておきます。ここで、息を吸います。

5、息を吐きながら、真横に右足を倒していきます。爪先が地面に着かないところで止めましょう。骨盤の上に置いた左手は、しっかりと押さえてお尻が平行に保つようにしましょう。顔は、開いた足の反対側を見ます。深く呼吸を5〜6回繰り返します。

反対側も同様に行います。


Breath Deeply おわりに


人間とは本来、怠け者な生き物です。いい人になるより、幸せな人になるために。ヨガや柔軟も出来ないことに重点を置かず、”私なりのベストを尽くしたね”と自分を褒めてあげましょう。最初は10分かけないと緩まなかった筋肉も、続けていくと3分で緩んでいくものです。焦らず、責めず、あきらめずに。マイペースに続けてみてくださいね。

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