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かんたん!干すだけで栄養満点!!干し野菜のススメ

野菜を買っても使い切れずに冷蔵庫の中で腐らせてしまうこと、よくありますよね。 残った野菜が無駄になっちゃいそう!そんな時は干して「干し野菜」にしてしまいましょう。 干し野菜は、野菜を無駄にしないだけでなく、野菜本来の旨みと栄養が凝縮されておいしさUP、嵩も減るので沢山食べられるという一石二鳥どころか三鳥、四鳥とも言える保存方法なんです。


空気が乾燥していて湿度の低い秋から冬は特に干し野菜に最適な季節。 とっても簡単なのでぜひ干し野菜にチャレンジしてみましょう!


簡単!干し野菜の作り方


根菜、葉菜、キノコなどほとんどの野菜は干し野菜にできます。


1.野菜を洗い薄切りにし、キッチンペーパーで水気をふき取る。

ポイントは切る時にできるだけ同じ厚さに、日が当たる面が広くなるように切ること。 大根やトマト、きゅうりなど水分の多い野菜はしっかり水分をふき取ってください。 キノコ類は石突を取ってばらばらにし、葉物の場合はさっと茹でて水分をふき取ってから干すと良いですよ。


2.竹ザルやエビラの上に切った野菜が重ならいように並べる。

ぶら下げるタイプの干し野菜ネットを使うのもおすすめです。


3.2を日当たりの良いお庭や縁側、窓際など、風通しの良い場所に置いて天日干しする。

太陽の光と自然の風でしっかりと乾燥させましょう。


外に出しておくのは基本的に洗濯物と同じ。

よく晴れたの日の日光が最も良く当たる朝10時頃から15時頃が最適です。夜に外に出しっぱなしにするとカビの原因にもなりますので、夕方には室内に取り込み、また翌日外干しするようにしてください。 野菜の種類にもよりますが、半日干せば半干し状態に、完全乾燥させたい場合は2日ほど干すと良いです。


干し野菜の保存方法


干した野菜は乾燥材と共に密閉容器に入れ冷蔵庫で保存します。 保存の目安は、半干しで5日、完全乾燥の場合は3週間程度。 またすぐに使わない場合は冷凍庫での保存も可能です。 生のままでは冷凍に向かない水分の多い野菜も、干し野菜にすれば冷凍OK! 冷凍保存する場合は半干しで1週間、完全乾燥させると1ヶ月程持ちます。


干し野菜の使い方


では実際干した野菜、どうやって使えばいいの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、結構なんでも使えます。半干し野菜は基本的に水で戻さずそのまま使ってOK。 簡単でオススメなのは鍋や煮物、スープなど。生の野菜よりも味が良くしみ込み、野菜の旨みが引き立ちます。 炒めものやパスタの具などにすると、生野菜から作った料理とは違った食感を楽しめますよ。


苦手な野菜も食べられるようになる!?


干すと水分が飛ぶだけでなく、独特の苦みや青臭さが薄くなるので、苦手な野菜も食べやすくなります。 野菜嫌いの子供に野菜を食べさせる為に小さく刻んでハンバーグなどに混ぜるよりも、干し野菜にする方が効果的。 トマトなどの水っぽさが苦手、ピーマンの苦みやしいたけの匂いが苦手の子でも、干し野菜にすれば食べられるかもしれません。


干し芋は子供のおやつにもピッタリ

スナック菓子やチョコレートなどをあまり食べさせたくないママにオススメなのが干し芋。 もともと甘味のあるさつまいもは子供に人気の野菜。そのさつまいもを干した干し芋はさつまいもの旨み、甘味がぎゅっと凝縮されているだけでなく、立派なおやつにもなるんです。

他の干し野菜と違って蒸かしてから干すので手間はかかりますが、自家製の干し芋、オススメですよ!!

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