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料亭の味が出せる!絶対美味しい手作り味噌のススメ

和食には欠かせないお味噌汁。 きちんと出汁を取ったお味噌汁は、市販の粉末、顆粒出汁で作ったお味噌汁とは格段に味が違いますよね。 でもせっかくならもっと美味しいお味噌汁を作りませんか?

私は初めて自分で作ったお味噌のあまりの美味しさに感動し、それ以来市販のお味噌に戻せなくなってしまいました。それから毎年お味噌を仕込み続けて6年目。

美味しいお味噌汁を作るために必要なのは、美味しい出汁と美味しいお味噌。 きちんと出汁を取った美味しいお出汁と手作り味噌で作ったお味噌汁はまるで料亭の味。お味噌が違うだけで、お料理が得意でなくても美味しいお味噌汁が作れるんです。

かつては一般の家庭で普通に作られていたお味噌。 作り方は意外と簡単ですので、ぜひ今年からチャレンジしてみませんか?


手作り味噌はなぜか美味しい

市販の味噌はカビが生えないように発酵が止められてしまっていますが、手作り味噌は酵母がずっと生きています。 ですから常温で保存しておくとどんどん熟成されて味も変化し、その味の変化を楽しむこともできます。

また自分で作るからこそ、材料も選べる上に余計なものは一切入れないから安心安全。

そして手作り味噌を作っている人はみなさん、声をそろえて「もう市販の味噌には戻せない!」と言うぐらい本当になぜか美味しいのです。


材料と工程


必要な材料は大豆と麹とお塩。それに作ったお味噌を入れる容器。 たったこれだけです。

作業工程は①大豆を浸す、②大豆を煮る、③大豆を潰す、④大豆と麹と塩を混ぜる、⑤半年~1年熟成させるという5つ。

意外と簡単そうですよね。手作り味噌のハードルは決して高くないのです。


初心者にオススメ、手作り味噌キット


とは言え、上で述べた工程の中で実は大豆を煮て潰すという作業がちょっと大変なんです。 私は今まで毎年手作り味噌教室で仕込みをしていました。 手作り味噌教室だと、大豆を潰す作業までを教室の方ですべてやっておいていただけるんです。私がやる作業は混ぜるだけなのでとっても楽。

ですが今年は初めて自宅で仕込んでみました。

自分で作るとなると大豆、麹、お塩をそれぞれ調達が必要なのですが、今はとっても便利で、手作り味噌セットがいろいろなお店から販売されています。 そして大豆と麹とお塩がセットになった「手作り味噌キット」のようなものを購入して大豆の下準備からされている方も多いかもしれませんが、すでに煮てつぶした状態の大豆と麹、塩がセットになっているもっと便利なキットも多数出ています。

煮て潰した状態の大豆であれば本当に「混ぜるだけ」。 混ぜて丸めて空気を抜いて樽に詰めていくだけでいいんです。 混ぜるのに若干力は必要ですが、とっても簡単。仕込んでしまえばあとは半年から1年待つだけ完成です。

今回私が仕込みをしようとしたら、「僕もやりたい!」と4歳の息子も手伝ってくれました。 息子にとっては初めての味噌づくり。食育にもとても良いと思いますし、自分で作ったお味噌は格別です。


味噌づくりに適した時期


基本的に暑い夏の時期を除けばいつでも味噌づくりは可能ですが、オススメは「寒仕込み」。 雑菌が繁殖しにくい1月~2月の寒い時期に仕込むと失敗なく美味しいお味噌ができます。

美味しい料理は調味料が決め手。 手作り味噌で毎日の食卓をワンランク上の味にしてみませんか?

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