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活躍するのは小さな器!~料理が苦手な人のためのテーブルコーディネート~

前回のお皿を重ねるセッティングに引き続き、今回は小さな食器を組み合わせる方法をお伝えします。この方法を使うと冷奴でさえオシャレに見えますよ。小皿を活用して簡単メニューの美味しそう度をアップさせてみませんか。

小さな食器やグラスを活用しよう

小皿は柄や色もいろんな種類があると便利。 和食であればおひたしやお漬物、冷奴など豪華なおかずでなくても一皿ずつ小分けに盛ると上品な印象に。洋食であれば前菜を数種類盛り付けて出すとお店のような雰囲気になります。

小皿以外にいい仕事をしてくれるのがアミューズスプーン。 写真はスガハラガラスさんのもので優しい色合いです。

上記のガラス製以外にも陶器やステンレスなど色々な素材や形のものがあります。 小さいものであれば一口でこのまま食べられるのもいいですね。

日本酒用など背が低く小さ目のグラスもオススメ。 食前酒はもちろん、ジュレやスープを入れたり、オリーブなどにピックを差したりして盛り付けても似合います。 写真は左側が柳宗理の清酒グラス、右側はIKEAの製品です。


小さな器たちをレイアウトしてみよう

小皿たちは大きめの平皿に数種類乗せるとボリューム感もあり、豪華な印象になります。 写真では平皿に小皿、アミューズスプーン、清酒グラスをセット。 平たいものばかりでも構いませんが、清酒グラスのように少し高さがあるものを入れると高低差がついてバランスが良くなりますよ。


ランチョンマットでさらにドレスアップ

お皿が決まったら、ランチョンマットを敷いて一人分のスペースを作っていきます。 グラスやカトラリー、ナプキンなどもセットして完成です。

実際のコーディネート例

写真は夫の誕生日ディナーのときのもので和洋折衷なコーディネート。

前菜に小皿を活用しています。 メニューはキノコのマリネ(清酒グラス)、梨の生ハム巻き(ガラス皿)、カプレーゼ(アミューズスプーン)。お鍋やフライパンを使わない簡単なものばかりですが、一品ずつ違う器に盛り付けて提供することで豪華に見せることができます。


ワンプレートでカフェ風に

平皿におむすび、お味噌汁、卵焼き、お漬物を盛り付けてワンプレートモーニングに。 卵焼きとお漬物は小さな器にそれぞれセットしています。直に盛り付けてもいいのですが、あえて小皿に移して盛り付けることでおかずが引き立ち、品数が少なくてもボリューム感が出ますよ。


組み合わせを楽しむ

今回ご紹介したのはほんの一例にすぎません。組み合わせ次第でレストランのようにもカフェのようにもアレンジすることができます。 ご自宅にある器たちを自由に組み合わせてセッティングを楽しんでみませんか? 献立を決めて器をセレクトしてもいいですし、使いたい器に合わせて献立やテーブルコーディネートを考えるのも楽しいものですよ。

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