アロマテラピーというと、女性のイメージが強いですね。でも!女性だけのものにするなんて、もったいないです。男性にこそ使って欲しい超実践的なアロマテラピー活用法をお伝えします。ぜひ身の回りの男性にシェアしてみましょう。
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メンズアロマテラピー
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アロマテラピーというと、女性のイメージが強いですね。
スクールでも生徒さんのほとんどが女性です。
ところが、ここ数年「メンズアロマテラピー(アロマセラピー)」というカテゴリができ始め、男性のみのアロマスクールが開設したり、アロマショップで男性を見かける機会が増えてきました。
考えてみれば、男性が美容院に通うというのは父親世代では考えられなかったような・・ 男性が美容院に通うことに違和感がなくなってきた今、アロマテラピーも男性の中で当たり前のように親しむ日がくるような気がしています。
男性は、きっかけさえ作れば、長続き!
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アロマテラピーに興味はあるけど、何から始めたらいいか分からない。
アロマショップには、立ち寄りにくい。
そんな男性が多いのでは?
もし身近な男性が、自ら動くのに躊躇しているのなら、ぜひこのコラムを読んでくださっているアナタからアプローチしてみましょう。
その際、精油(香り)だけを提案しても、しっくりこないもの。
アロマスプレーなど、そのまますぐに使えるものをプレゼントすることをオススメします。
ちなみに、私が主人に最初にプレゼントしたのは、アロマ化粧水でした。
もう10年以上も前のことです。
主人は肌が乾燥しがちで、何かケアしたいと思っていたようですが、まだ男性化粧品が少なく、さらに男性が化粧品を買うなんて!という考えの人でした。
ならば、私が作るよ!と、肌悩みを聞き出して作成し、プレゼントしたのがきっかけです。
ゼラニウムを中心とした女性的な香りでしたが、とても気に入り、それ以来ずっと作り続けています。
ここ数年は何の精油が入っているかを香りで当てたり、使う精油をリクエストするようになってきましたよ。
こういった1対1のサービスに関しては、男性は女性よりも浮気をしないので、一度気に入ると、どっぷりとはまってくれるはずです。
メンズアロマテラピー★超実践編!
10年以上アロマに親しむ主人から、男性ならではの悩みを聞き出してみました。 今回は、それに対応する実践的なアロマケアをお伝えしていきます。
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水虫ケア
水虫は白癬菌と呼ばれる真菌が繁殖して起こる皮膚病のため、抗真菌作用や抗菌作用のある精油を使って入浴剤を作りましょう。
清潔な空き瓶に天然塩を入れます。
そこにティートリー精油を入れて、よくかき混ぜます。
天然塩100gに対して精油は20滴までとなります。
痒みを抑える目的でラベンダーとブレンドしてもよいでしょう。
この入浴剤を使って、手軽で簡単な足浴(フットバス)を行います。 お湯をはったバケツに、入浴剤を大さじ1杯程度入れ、よくかき混ぜて足浴を行います。 余裕があれば、コーンスターチにラベンダーとティートリーを入れてかき混ぜてパウダーをはたきます。
体臭ケア
体臭ケアは、さっぱりとした香りを上手に使うのがポイントです。
1番のオススメはサイプレスです。
サイプレスは過剰な体液を抑えたりデオドラント効果が期待できます。
多汗の傾向にある人向きの精油です。
お出かけ前に使いやすいデオドラントアロマスプレーをプレゼントしてみましょう。 ビーカーに無水エタノールを5ml入れて精油を6滴入れて混ぜます。 精製水を25ml加えてよく混ぜたら、スプレー容器に移します。 汗が気になる脇の下や足の指の間などにシュシュっとスプレーします。 爽やかなレモンの香りと組み合わせるのもオススメです。
薄毛や抜け毛対策
薄毛は、遺伝や加齢だけでなく、ストレスも要因の1つです。
好きな香りを使ったり、血行促進のローズマリー、頭皮の皮脂バランスを整えるシダーウッド、リラックス効果の高いスイート・マジョラムなどで、スカルプケアをしてみましょう。
使うアイテムは、スカルプケアスプレーです。 作り方は体臭ケアのデオドラントスプレーと同じです。
顔のテカリ
顔のテカリには、体臭ケアでも触れた過剰な体液を抑えるサイプレスがオススメです。
またレモンは無駄な脂を取り除いてくれます。
ただし光毒性があるので、紫外線に当たらないように注意が必要です。
また男性的なウッディ調の香りがするシダーウッドや、やや青さのあるフローラル調のゼラニウムも向いています。
こちらはアロマ化粧水がオススメです。 ビーカーにグリセリンを5ml入れて精油を3滴入れて混ぜます。 精製水を25ml加えてよく混ぜたら、スプレー容器に移します。 よく振ってから、顔にシュシュっとスプレーしましょう。
香りを共有してみよう
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とっても手軽なアイテムばかりですが、しっかりと変化を感じられるはずです。 最初はプレゼントしてみて、気に入ってくれているようであれば、一緒に作成してみましょう。 香りに対する表現の仕方など、男性と女性では大きく違うので、新たな発見があるかも知れませんよ。
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