スタディーセッション『笑顔で介護』

スローエイジング編集部発足のスタディーセッション。今回はスローエイジング世代の方々なら一度は考えことがあるはず『介護』についてです。


自分の人生に「介護する」時期がくる人も、こない人も。

もしも介護することになったら・・・?

そんな万が一に備えて学びます。


『巣立つ子供と違い、介護は送ること。どんなに一生懸命頑張っても後悔は必ず残ります。

だから毎日が花マルじゃなくていい、とんとんでいいんですよ。壮絶だなんて思われるけど、介護って意外と楽しめるよ』


こう仰るのは日本占術協会 会長 福田有宵先生「有宵会」所属、現代養生食介護食アドバイザ−でもある黒江真帆先生。認知症のお母様と過ごされた13年間の介護生活の経験を交えて、お話ししていただきました。




Q, もしも~自分の両親に介護が必要となった?と言う変化は、何をどの様に察知出来うるものなのでしょうか?

この答えは、全く想像がつきません!とお答えするしか無いように思えます。


何故ならば、年齢には関係ない場合があるからです。

例えばですが、ある日突然発症する心筋梗塞・脳梗塞などは事前に察知する事は難しいと言えます。


ただし、この場合は医療機関の介入が必ずあり、入院の間に手術の具合により退院もしくはリハビリを要する場合であれば自宅に帰る前に利用する事ができる“老人保健施設(通称は老健)“の利用を病院より勧められるでしょう。

老人病院でない限り、救急車で入院した場合は長期間にわたる入院は現状では不可能と言えます。もしもリハビリテーション不用となってしまったならば、在宅での介護もしくは“特別養護老人(通称は特養)ホーム“の選択肢になります。現在の特養ホーム(行政によるもの又は民間の施設)の現状は、行政は空室無しですし民間では金額がかさむ場合が多いでしょう。

でも、ある意味では病院にはケースによって近い選択肢を探してくださる“ソーシャルワーカー”と言う専門職の方がいらっしゃるので、入院中に決めておいた方がお勧めです。


もしもご両親が歳を重ねてゆく内に、次第に買物や家事がスムーズにいかなくなったとか、もしかして最近物忘れが多いように感じ、認知症を発症したのかもと不安に感じたり、又はちょっとした不注意から骨折をした!と言うケースを耳にしますが。


この場合の方が、私はむしろ家族が色んな事をしなくてはならずマンパワーが一人の場合(自分のケースより)は相談や手続きへと認知症の母を一人にしての外出は大変でした…。


私事ですが、2000年の介護保険制度が出来る前の認知症(2004年迄は痴呆症)の発症でしたので行政の窓口は正直言うと理解が少なかったと感じております。

もちろん相談はアチコチに及び、手続きにも何度も行ったのは覚えています。今では介護に対して以前より理解が進んだので嫌な気持ちになる事は、たぶん少なくなっていると期待します。


そんな時に頼りになるのが→地域包括センター・社会福祉協議会(通称は社協)は、今では何処の地域でも調べれば連絡先が分かると思いますので活用してくださいね。

私がお勧めする点は、もし自分が看病や介護で外出不可能の場合は調整して訪問してくださいます。

その為、本人とも面識ができ様子も把握できます・実際の状況・家の福祉に適してない箇所

の発見など利点もあります。その際に未だ介護認定を受けてない場合は、所属している“ケ

アマネージャー(通称はケアマネ)が来訪したり、施設の利用状況なども相談にのってくださいますので、是非に覚えておいてくださいね!


最近のメディアのお陰か、認知症を心配される方が増えてきたのは当然かもしれません。今では“認知症テスト”は、医師の間で普及していますが必ず専門の先生(物忘れ外来やメモリー外来等)へ受診し出来ればMRIなど総合的に診断をしてもらってください。


簡単に認知症と言っても、大きく分類すると4種類に区別されます。全てがアルツハイマー型ではないし、もちろん軽々しく物忘れ=認知症ではありません!


例えば、私達でもランチに何を食べたのか?忘れてしまう事だってありますよねぇ。


この場合は、殆んど良性の健忘症と言えます。もし、食事をした事自体を忘れてしまったとしたら→悪性の健忘症=認知症の何型ex.レビー小体型・前頭側頭型・脳血管性の場合もありますので…続くようであれば、放置せず診察し検査した方がよいでしょう。


ただ、これが見受けられたら気を付けてほしいのは、女性も男性も着るものがとんちんかんになってしまったら要注意です。

夏真っ盛りなのに冬物を着ているとか、真冬の寒い日に薄着に裸足で出て行くなどということがあります。


それから女性は台所仕事が出来なくなる傾向があります。


例えば、冷蔵庫に何と何があるから、じゃあきんぴらを作ってお豆腐とお揚げでお味噌汁にしてという組み立てが一切できなくなります。


まず、何があるかということが把握できなくなるのです。


そして元々それがあるとその人が安心する食材ばかりが、どんどん増えていくという現象が起こります。

これはそれだけあれば安心と思うからなのです。


これが男性になると、例えば昔スーツを着て毎朝出社していた人が、もう定年を迎えているのに、朝ワイシャツを着ていたらおかしいです。


「今日は何の用事?」と聞いて、「何で?」と返ってきたら要注意ですね。

これは、仕事に行っていた頃にフラッシュバックしているということが考えられます。

食事の際に三角食べが出来なくなってくるというのも、ひとつの見分け方です。

ご飯を食べて、おかずを食べてお味噌汁を飲むという一連の動作が、ご飯ならご飯、そればかりを食べるという行為が男性には比較的多く見受けられます。


普段のルーティンが急に変わっておかしいな?と感じたときは注意してみましょう。


次回は介護制度の仕組みや、介護と看護、介抱の違いについてなどをお話ししていただきます。

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