Vol.2 「Workout」
いきなりですが最新号のGQ JAPAN6月号にて、上半身を脱いでいます(笑)
ボディ特集にて仲良しの編集者からのオファーをいただいたので。
ただ撮影までの期間が約1週間しかなく、「いやいや脱ぐのは無理でしょう、、、、」と。
ワークアウト歴はかれこれ18年になります。
始めた当時はオーストラリア・シドニーに住んでいて、ジムが至る所にありカラダを鍛えるのは当たり前、、、といったお国柄でした。
しかし、その頃の日本ではいしだ一成さんや武田真治さんが巻き起こした、線の細いカラダにレディースの洋服を着るという「フェミオ」がまだ流行っていたので、僕自身もそんな華奢なカラダを目指していました。
でも、その考えはオーストラリアに来てから一転することに。
だって、そんな細いカラダじゃ全然モテないのです!
クラブに行っても、バーに行っても、目線のひとつも飛んでこない。日本ではまぁまぁモテていたのに(笑)
そう完全にオージーたちから空気扱いでした。
ゲイってね、カラダがマッチョだと3割増くらいでモテるのです。顔が良くて細いカラダよりも、多少顔がブスでもカラダがいい方がモテる世界。 そこからワークアウトを始めるようになりました。 その後も長い間イタリアブランドのPRだったこともあり、厚い胸板にシャツのボタンは3つ開ける、、、というのがイタリアでは常識で、常に洋服、ジャケットを着こなせるカラダを維持したくて。
自分史上1番ハードなワークアウトスタート
中途半端はイヤ!!
普段から週に二度はジムにてトレーニングをしていますが、正直雑誌で脱げるレベルのカラダじゃない。。。。中途半端なカラダは出したくない。。。
というわけで「腹筋が割れたら、脱ぎます、でももし割れなかったらタンクトップか何か着せてね。」と伝えて承諾することに。
そこから毎日必死の鬼トレーニングが始まりました。
胸、肩、腕はパンプさせ、でもお腹周りの脂肪は落とさなくてはいけない(脂肪があると腹筋が割れないので)通常は1時間半ほど行っていたワークアウトを、追い込んで、追い込んで、毎日3~4時間に。
食事制限もして、パウダーのアミノ酸を一日12000㎎摂取し、ささみやサバなどの高タンパク質食材と野菜を中心に、そして撮影前日までは炭水化物をカット。
代謝を上げるために水を一日3リットル飲み、1時間半の半身浴も欠かさず。
さらに代謝を上げるためにダイエット点滴と、脂肪を破壊してくれて、なおかつ代謝も上げてくれるキャビテーションという超音波をセットで二日に一度受けました。
とにかく限られた時間だから、出来る術は全て使いたくて。
ダイエット点滴&キャビテーションのセットは、とにかく代謝が上がります。ワークアウトを始めた瞬間から汗が吹き出し、半身浴中は尋常じゃない滝のような汗が出るくらい。
カラダの内側からエネルギーが沸々と燃えているな、、、と感じ、ワークアウトをする時にもモチベーションが上がりました。
そして、撮影前日にはワークアウトはなしで筋肉を休ませ、炭水化物をたくさん食べることで、筋肉に炭水化物に含まれるグリコーゲンを一気に送り込んで肥大化させました。
撮影当日は水を口に含む程度でほとんど飲まず、1時間半の半身浴で汗をたっぷりとかきカラダから水抜きを。皮膚と筋肉の間にある水分を抜いて、筋肉のカットをキレイに見せるためです。
撮影前はカリウムが豊富なバナナのみ。カリウムには利尿効果があるので、さらに水分を排出するためです。そして、1週間でパーフェクトではありませんが、なんとか脱げるカラダになりました。
手に入れたMy人生ベストボディー
こんなにカラダ作りを頑張ったのは人生で初めてです。
すでに食事会や誕生日会などの予定が入っていた日もあり、そんな夜は食事会の後にも深夜のジムに行って、食べた分を燃焼させていました。
とにかく、毎日限界まで、ふらふら。。。。でも大きな目標があると頑張れるものですね。
以前は少し食事制限をしてワークアウトを頑張ればすぐにカラダは引き締まったのに、35歳を過ぎたころから代謝が下がってきたのか、なかなか痩せにくい。
それでも短い期間でもやり遂げることが出来たので、とっても自信に繋がりました。
40歳にしてMy人生の中でベストなボディになっちゃったわけです(笑)
せっかくカラダ作りを頑張ったので、撮影後も代謝を上げてさらにワークアウトで燃焼できるように、週に1度のダイエット点滴&キャビテーションを続けてトレーニングをしています。なので、この撮影時よりさらにウエストが引き締まり、シックスパックがくっきりと出現してきました。
美容はやればやった分だけ確実に返ってくる先行投資
前回のコラムで書きましたがカラダ作りも同様、やればやった分成果が出る。
運動をすることは健康のためというのもありますが、筋肉量が増えれば代謝が上がるのでエイジングケアにもなります。
ボディラインが整ってくると、洋服をカッコよく着こなせるし、いつでもどこでも脱げちゃうから、夏やリゾートでのホリデーが楽しくなります。
もう長い間ワークアウトをしていますが、実はジムへ行くのが億劫な時期が長くありました。
ここ2~3年でしょうか、ワークアウト後のスッキリ感を感じられるようになったのは。
カラダを思いっきり動かすことは、マインドにも繋がるのだと実感しています。 怠けないカラダ、カッコいいカラダを目指して、生涯ワークアウトを続けていくつもりです!
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