知ってる?自分に合った「美白美容液」の選び方

シミや肝斑が一つでもあると鏡に写った姿にがっかりしたりしますよね。日本人は「美白」が大好き。でも実は美白美容液にもいろんな有効成分があるって知っていますか?成分によってシミへのアプローチが違うのでお悩み別に選んでみましょう。


自分に最適な「美白」の有効成分ご存知ですか?

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年齢とともに現れるエイジングサインでもある「シミ」。 すっぴんの顔にシミがあるとそこにばかり目がいってしまい気分も塞ぎがちになってしまいますよね。 そんな時、活用したいのが「美白美容液」です。 日本人は白い透き通った肌が大好きなので、たくさんの美白美容液が販売されています。 美白美容液の中にも成分によって「シミのお悩み別対策に最適」なものを選ぶことができます。

もう通年のケアが一般的になった「美白ケア」。 今回はシミのできるメカニズムと美白成分を知って自分に最適な美白美容液を選んでみましょう。


シミのできるメカニズムとは

シミのできるメカニズム1


お肌の表皮の中には基底層という部分があります。そこにグローブのような形の「メラノサイト」という細胞が存在します。

「メラノサイト」の中には「チロシン」というアミノ酸の一種がいて、ここへ「酵素チロシナーゼ」という物質が加わることで「メラニン」へと変化します。 「酵素チロシナーゼ」が加わっていく過程で


チロシン→ドーパ→ドーパキノン→メラニン


と名前が変わっていきます。 メラニンは「メラノソーム」という顆粒の中から排出されメラノサイトのグローブの手のようになっているところから表皮へと押し出されていきます。 表皮に押し出されたメラニンがターンオーバーなどの乱れにより、ずっと表皮の中に止まっている状態が「シミ」という状態になります。


美白美容液ってどんな風にシミを予防しているのでしょう?

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まず知っておいて頂きたいのが「美白」は今持っている自分の肌色を白くする「漂白」ではないということです。


「これからできてくるメラニンの生成を抑え、シミのできにくいお肌にしていく」

という前提で作られています。


ここでは厚生労働省が認可している13種の成分について、役割を分けてみました。 役割別に


「予防」「途中で消す」「排出させる」

に分類することができます。


シミを「予防」する有効成分

美白美容液の中に入っている有効成分の中でも一番多いタイプ。主に「酵素チロシナーゼ」の働きを抑えるというタイプです。

・トラネキサム酸 酵素チロシナーゼを分解し、チロシンと結合しないように働きます。肝斑予防にも使われることが多いです。

・リノール酸 ベニバナ油から抽出される成分。酵素チロシナーゼの量を減らす役割があります。

・アルブチン コケモモから抽出される成分。資生堂が開発しました。酵素チロシナーゼの働きを阻害し、チロシンとの結合を抑えます。

・コウジ酸 麹菌から抽出される成分。酵素チロシナーゼの活性を抑える働きがあります。

・エラグ酸 ブラックベリー、イチゴなどのベリー類から抽出されるポリフェノールの一種。酵素チロシナーゼの働きを抑えます。

・マグノリグナン モクレン科朴の木から採取するポリフェノールの一種。カネボウが開発。酵素チロシナーゼ自体の成長を防ぐので先手の予防ができます。

・t-シクロアミノ酸誘導体 「t-AMCHA」(ティーアムチャ)と呼ばれる大豆や卵黄から採取するリン酸の一種。資生堂が開発。脳が紫外線を浴びたという情報をメラノサイトに伝える物質「プロスタグランジ」を抑制します。

・カモミラET カモミールから抽出される成分。花王が開発。表皮が紫外線を浴びたという情報をメラノサイトに伝える物質「エンドセリン」を抑制します。


シミを「途中で消す」有効成分

シミを作ろうとする過程やできてしまったメラニンに働きかけて「途中で消す」という作用があるタイプがこちらです。

・ニコチン酸アミド 別名「ナイアシンアミド」。メラニン色素が表皮に受け渡される過程を阻害します。

・ルシノール メラニン生成段階で起こるチロシンと酵素チロシナーゼの結合を防ぎます。


できてしまったシミを「排出させる」

メラニンとして完成して、表皮に渡されたシミを表皮の外側へと排出させる作用があるタイプ。

・ビタミンC誘導体 メラニンの還元、活性酸素を抑えできてしまったシミを排出します。

・4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩) 資生堂が開発。酵素チロシナーゼの活性を抑え、ターンオーバーを改善することでメラニンを含む角質を落としやすくします。

・プラセンタ メラニン生成の抑制。代謝を促進させシミの排出を促します。


肝心なのは「予防」すること

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さてさて、13種の有効成分を見ていただいてわかることが一つあります。

それは「シミを予防する」という成分が多いということ。 現在の美容成分では「できてしまったシミ」に有効な成分は少ないということが言えてしまいますね。

つまりやはりシミ対策には早めの予防が必要ということがわかってきます。 紫外線を防止する日焼け止めを使う、帽子やサングラスで紫外線を浴びないようにすることはもちろんですが、日差しを浴びてしまったらその日から「美白美容液」を使うように心がけましょう。


美白美容液も一つの成分のみではなく、相性の良い成分がミックスされて入っていることが多いです。

できる前からの予防に強い成分、できている途中でブロックする成分、できてしまったメラニンを排出させることのできる成分。 自分のお肌の状態に最適な美容成分を見極めてみましょう。

どうぞ次回「美白美容液」を手に取る際は裏側の成分表を見て「おお!これはこのような仕組みの美白美容液なんだわ」と意識して選んでみてください。


<ご注意> 今回の記事は成分が持つ役割について、一般的に説明したものです。 この成分が配合された特定の製品の効果をうたったものではありません。 ブランド、メーカーによって、また成分の配合率、処方によって、その目的は変わります。 選ぶ際の参考情報としていただき、実際はそれぞれの製品説明に準じてください。

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