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梅雨だるには、○○を取り入れるだけ!簡単スッキリ解消法

ジメジメとした梅雨の季節。気持ちがスッキリしない、なんとなく身体がだるい、やる気がしない・・そんな方も多いのでは?今回は普段の生活にちょっとだけ○○を取り入れるだけで、スッキリ解消できる方法をお伝えします。


なぜ「梅雨だる」が起きるの?


そもそも、なぜ「梅雨だる」が起きるのでしょうか? 梅雨の時期は、大気が低気圧になり、湿度が高い状態が続きます。 また日によっては寒暖差も大きくなるなど、あらゆる面で急激な変化が起こりやすい時期でもあります。 このことは身体にとって大きなダメージやストレスを与えます。 このように、気象ストレスが最も多い時期は、自律神経が乱れ、梅雨だる状態となります。

低気圧が続くと、空気中の酸素量が少なくなるため、身体は省エネ状態になります。 つまり、副交感神経が優位になります。 副交感神経とは、身体を休ませる神経のため、身体がおやすみモードになります。 そのため、やる気が出なかったり、だるさが出やすくなります。 さらに省エネ状態のため、血のめぐりもよくない状態となります。


いたるところに身体の不調が!


血のめぐりが悪くなると、筋肉に栄養や酸素が運ばれず、老廃物や発痛物質が溜まってしまい、肩こりの原因になります。 また低気圧になると、頭の血管が拡張することで周りの神経を圧迫し、頭痛を引き起こしやすくなります。 さらに、低気圧が続くと、ヒスタミンの分泌が多くなります。 ヒスタミンとは、くしゃみや鼻水、痒みなどを引き起こす原因として知られていますが、発痛物質であるので、偏頭痛や肩こりなどがひどくなることもあります。 また、梅雨の時期は傘を持ち歩くことが多く、荷物の重さも肩への負担となっています。


普段の生活に、ほんのひと手間加えてみよう


さて、そんな梅雨だるにオススメなのが、香り! 人工的な香りではなく、天然100%の精油を使います。 植物の恵みである精油は、たった1滴でも絶大なパワーを持っています。

・偏頭痛や肩こりの手当てに


偏頭痛や肩こりを感じたとき、つらい部分に自分の手を当てることがよくあります。 この「手当て」に精油をプラスしてみましょう。 オススメの精油は、ペパーミントです。 ホホバオイルなどの植物油小さじ1杯に精油を1滴落として混ぜたものをこめかみや肩こりの気になるところに擦り込んでみましょう。

・オン/オフの切り替えに


眠りから目覚めたとき。 休憩タイムを終えて、仕事を再開するとき。 そんなオン/オフを支配するのが自律神経です。 自律神経とは交感神経と副交感神経のことで、車に例えると、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキになります。 このアクセルとブレーキが互いに適度に働くことで、私たちの身体はバランスをとっているのですが、その切り替えに役立つのが香りです。 朝と夜、香りで上手に切り替えましょう。

朝はローズマリーやレモンといったスッキリとした爽やかな香りがオススメです。 夜はリラックスできるラベンダーやオレンジを取り入れてみましょう。

気持ちが鬱々としているときには、ベルガモットやグレープフルーツ、マンダリンといった柑橘系の香りを使うと、気持ちが明るく前向きになります。

特別な道具は必要ありません。 ティッシュや素焼きのプレートに垂らして、ゆったりと香りを体内に取り込んでいきましょう。

・バスタイムに


質の高い睡眠は、自律神経を整えるのに、とても有効です。 そのために、まずは入浴法を工夫してみましょう。 基本は、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かります。 そこにシュワシュワっと弾ける炭酸入浴をプラスしてみましょう。 炭酸ガス入りの入浴剤を使えば、手足の血管が拡張して血のめぐりがよくなります。 すると、血流を介して身体全体の放熱が進み、脳や心臓などの深部体温が下がります。 この温度差が眠気を誘い、眠った直後に深い睡眠に入り、質の良い睡眠リズムをつくることができます。

市販の入浴剤でもよいですし、手作りしてみてもよいでしょう。 重曹2:クエン酸1の割合で発砲します。 この2つをよく混ぜ合わせたら、エタノール(無ければ精製水)を少量加えてよく混ぜ、ラップでお団子のように丸めて輪ゴムで留めます。 数時間でしっかりと固まります。 完成した入浴剤に精油を2.3滴垂らすと、香りも楽しめます。 自律神経のバランスを整えるのにオススメの精油は、ゼラニウムとサイプレスです。 この2つはスキンケアやむくみにも有用な精油なので、トータルケアが可能です。


・寝る前に


入浴に時間がとれない人は、寝る前に一工夫してみましょう。 蒸しタオルを10分ほど目元に置くことでも副交感神経が優位になります。 洗面器にやや熱めのお湯を入れて、タオルを浸して絞ります。 リラックス効果の高いラベンダーやカモミールローマン精油をお湯に入れて蒸しタオルを作るのもよいでしょう。 ふわっと香りが広がり、心も緩みます。


こまめに変化に対処する!


梅雨の時期に大切なことは、こまめに変化に対処することです。 例えば、電車やオフィスの冷房が強すぎると感じたら、カーディガンを羽織る。 血のめぐりが悪くなってきたら、ストレッチをする。 ストレスを感じたら、こまめに発散するなどです。

そして対処+予防のために香りを取り入れていきましょう。 冷えや血のめぐりの悪さが気になるなら、身体を温めるマジョラムスイートやローズマリーの精油を入浴時に使用してみるのもオススメです。 また香りはストレスを減少させる解消法として、とても有効です。 自分が良い!と感じる香りを生活に取り入れてみましょう。

不調を先延ばしにせず、その場その場で対処していくことが、梅雨だるにならない秘訣です。 この時期を気持ち良く過ごすことは、本格的に暑くなる夏を元気に乗り切るエネルギーを蓄えることに繋がります。 香りを味方にして、梅雨を快適に乗り切りましょう。


ジメジメするのは気持ちだけではない!


ジメジメっとした梅雨の季節は、菌の増殖や湿度が高くなることで、部屋干しのニオイやカビが気になることも。 精油には除菌・抗菌・殺菌効果が期待できるものが多くあります。 具体的な取り入れ方を別記事でご紹介しております。 ぜひ、参考になさってくださいね!


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