これから迎える旅行シーズン。車やバスで出かける方も多いのでは?でも心配なのが乗り物酔い。せっかくの旅行も気持ち悪くなってしまっては、楽しさも半減してしまいます。今回はお薬に頼らない乗り物酔い対策をお伝えします。
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どうして乗り物酔いが起こるの?
乗り物酔いは、乗り物の揺れが内耳の三半規管や前庭を刺激することによって起こる自律神経系の病的反応です。 また、視覚や嗅覚からの不快感やストレス・不安などの精神的な問題も関与しているといわれています。 脳は、目からの情報や耳で感じる平衡感覚、さらに身体を動かす筋肉の情報を合わせて、身体の位置を認識します。 これらの情報にズレがあるとき、自律神経が興奮して、乗り物酔いの状態となります。
乗り物酔いによる吐き気とは
乗り物酔いによって起きる吐き気は、自律神経の乱れによって嘔吐中枢が刺激されることによっておきます。 また体調や心理面なども大きく影響します。 普段は乗り物酔いをしない人でも、緊張していたり、睡眠不足や体調不良で起こることがあります。 前日はしっかりと睡眠をとり、体調を整えておきましょう。
ドライブ時のお助けアイテム
精油 ~アロマテラピー~
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精油とは、植物の花や葉、果皮などから抽出された天然の素材です。
ティッシュに垂らして、ゆっくりと香りを嗅ぎましょう。
また車内の不快なニオイも乗り物酔いを誘発します。
アロマスプレーを作り、空間にスプレーしておくのもオススメです。
ペパーミント:胃のむかつきや吐き気を抑えます。 ラベンダー:吐き気や頭痛を緩和し、気持ちを落ち着けます。 マンダリン:不安を抑えて、乗り物酔いを予防します。 レモン:気分をすっきりさせ、自律神経の働きを正常にします。
ホメオパシーレメディー
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ホメオパシーは「同種療法」と訳されます。レメディーは、症状を起こす物質を水で高度に希釈し、ラクトースの粒に染み込ませています。
スプーンなどに、ホメオパシーレメディーを1~2粒入れ、舌下に入れて溶けるのを待ちます。
アコナイト:突然のパニックに。 アージ・ニット:これから起こるかも知れない乗り物酔いに対する心配に。 アルニマ:睡眠をサポートし、旅行による疲れを克服させて回復させます。 コキュラス:吐き気を抑えます。
フラワーレメディー
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心や感情のバランスを取り戻すための自然療法です。
飲み物に2滴入れて飲むか、口に直接垂らして飲んで下さい。
スクレランサス:揺れへの対処に。 クラブアップル:すっきりとさせて、平静を保ちます。
※上記の自然療法には、他にも働きかけや使い方がありますが、今回は「乗り物酔い」対策に限定して紹介しています。
事前準備がなくても!いざという時に使える対処法
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・チョコレートや飴を食べると、血糖値が上昇して脳が覚醒するので、乗り物酔いが起こりにくくなります。
・遠くの景色を見ていると、情報のズレが少なくなり、乗り物酔い防止になります。
・乗っている間は、極力頭を動かさず、頭を背もたれにぴったりとつけておきます。
・手首の付け根から指1.5本おいた手首中央のへこんだ部分にある「内関」というツボを押します。
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