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サプリメントの基礎知識

今や現代日本人の多くがサプリメントを摂取しています。 「○○に良い」といううたい文句に誘われ、効果を期待して取り入れている方も多いのではないでしょうか。 今回は、日本国内におけるサプリメントとは何なのかをおさらいしたいと思います。


サプリメントとは?


通称「サプリ」と呼ばれることもある、サプリメント。 サプリメントは、英語のSupplement(補う)を語源とする栄養補助食品のことです。 薬を病気の治療を目的として摂取するのに対し、サプリメントは身体に必要な栄養素を補い、健康の維持、増進を目的として摂取します。 サプリメントは薬ではないため、効果がゆるやか。 ただし、サプリメントであっても過剰に摂取すると副作用を引き起こすことがあります。 必ず、メーカーが推奨する摂取量、タイミングを守りましょう。


いつまで飲めば効果があるの?


一般的に薬は病気が治るまでの服用となります。 サプリメントは栄養補助を目的としているため、3ヶ月以上続けて摂取することが推奨されています。 もちろん、すぐに効果を実感出来る方もいますし、いつまでもよく判らない方もいます。 飲むのをやめて、はじめて効果を実感したという話も良く聞きますね。 食品から栄養素を摂取しても個人差があるように、サプリメントの効果を実感するのにも個人差があります。 即効性を期待し、短期間で諦めて、あれこれ手を出すよりは、ひとつのサプリメントを最低1箱飲んでみてはいかがでしょうか?


栄養機能食品


サプリメントの中には、栄養機能食品と呼ばれるものもあります。 具体的には、「~という成分は、~に必要な栄養素です」という表示がされています。 栄養機能食品は、1日あたりの摂取目安量に含まれる栄養成分が国で定めた上下限の規格に適合している場合に表示が可能。 12種類のビタミンと5種類のミネラル(ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、葉酸、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛)のいずれかが一定量含まれている食品が指定されています。


美容や健康のために摂取するサプリメント。 その機能や目的をしっかり理解し、上手に取り入れたいものです。

何気なく、良さそうと思い摂取していたサプリメント、この機会に見直してみませんか?

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