人間はフィトケミカルを作り出すことが出来ないため、フルーツに含まれるフィトケミカルを摂取、自然の力を借りて抗酸化力をアップさせることは、体内に発生してしまった活性酸素からカラダを守ってくれるだけでなく、エイジングケア、そして生活習慣病の予防にもなるのです。カラダの内側の酸化を防ぎ、若々しく健康にしてくれるわけですね。
Vol.6 『毎日のフルーツで錆びないカラダ作り。』
去年の夏に講習を受けていた野菜ソムリエ中級。
蝉が夏の終わりを惜しむかのようにミンミンと鳴く残暑の厳しい八月の暑い中、朝から夕方までの集中コースで数日間講習を受けていたのは、もうはるか昔のように感じます。
野菜・フルーツの栄養素や効能だけでなく、農業、流通、生産、歴史、食に関する法律、、、など出題範囲が膨大なため、想像していたよりはるかに難しかった第一次の筆記試験に2度も落ち、祈るような気持ちで挑んだ3度目の挑戦でやっと一次に合格。 その後行われた二次試験の面接&プレゼンに合格し、先日晴れて野菜ソムリエになることが出来ました。
ジュニア野菜ソムリエの資格を取ったことで、食に対する考えが変わりました。
ふーーーーっ、あんなに勉強をしたのはきっと学生の頃以来かな、受験勉強並みにかなり勉強しました。
大人になってからの勉強ってね、脳が勉強に慣れていないというか。
集中力が続かなかったり、覚えても覚えても、すぐに忘れちゃったりと。とにかく脳を勉強に慣らしていく作業が大変だったなぁ。
でも、あきらめずになんとか勉強が出来たのは、2012年に修得したジュニア野菜ソムリエの資格を取ったことで、それ以来がらりと食に対する考えが変わり、さらにもっと追究して勉強したいなって常々考えていたからです。
ジュニア野菜ソムリエを修得する前も食生活には気を付けていたけれど、さらに知識を得たことで野菜とフルーツを毎日たくさん摂るようになりました。
ここがMy人生食の転換期パート2です(パート1はVol.1をお読みください!)
野菜とフルーツの栄養価の高さやカラダにもたらしてくれる様々な素晴らしさを学んだことから、朝は必ず季節のフルーツを。 時間のある時は葉野菜と一緒にしてスムージーにしたり、フルーツサラダを作る時もあります。
朝はフルーツ+ミネラルウォーターのみにするようになってから、嘘のようにむくみがなくなったのです!
海外旅行に行ったら、ホテルの朝ごはんってとても充実していますが、あぁ、オムレツが食べたいな、、、、、パンが美味しそう、、、、と思ってもひたすらフルーツ。
自分で言うのもなんですがこの辺りは徹底しています(笑)
朝フルーツ生活を始めて、劇的に変わったことが二つあります。
一つ目はそれまで悩みの種だったむくみが軽減されたこと、二つ目は風邪をひかなくなったこと(2012年以来一度も風邪をひいていません)
朝起きたら大げさではなくアンパンマンのように顔がパンパン、夕方には指輪が入らなくなるくらい手足もむくむなんてこともよくありました。
それが、朝はフルーツ+ミネラルウォーターのみにするようになってから、嘘のようにむくみがなくなったのです!
朝ごはんを食べる、食べないはそれぞれに諸説がありますが、朝は体の排泄機能が高まる時間帯。
フルーツは全般的にビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素が豊富なので、朝にフルーツを摂ることで、さらにカラダの排泄機能を高めてくれるわけです。
なので、朝は毎日トイレに行く回数が多くて忙しい(笑)忙しい時はバナナだけ、リンゴだけ、、、なんて日もありますが、朝にフルーツを食べることを徹底しています。
せっかくいただくならフィトケミカルを意識して
フルーツを食べる時は、よく洗ってなるべく皮ごとで。
例えばリンゴやぶどうはもちろん、よく驚かれるのですが、キウィも皮ごといただきます。
フルーツや野菜などの植物は、動物のように動き回ることが出来ないので、外敵から自らを守ることが出来るのは皮の部分だけ。
皮には燦々と降り注ぐ太陽の紫外線を浴び発生する活性酸素の酸化から守る「抗酸化作用」、害虫や病原菌から守る「抗菌作用」などが含まれています。
自らを守るために植物が作り出した色素や香り、辛み、苦みなどは、第七の栄養成分と注目されているフィトケミカル。
人間はフィトケミカルを作り出すことが出来ないため、フルーツに含まれるフィトケミカルを摂取、自然の力を借りて抗酸化力をアップさせることは、体内に発生してしまった活性酸素からカラダを守ってくれるだけでなく、エイジングケア、そして生活習慣病の予防にもなるのです。カラダの内側の酸化を防ぎ、若々しく健康にしてくれるわけですね。
リンゴやぶどうの皮にはフィトケミカルであるポリフェノールがたっぷり。 キウィの皮も果実の部分よりも栄養価が高く、食物繊維も豊富、フィトケミカルであるルテインも含まれています。 それに、皮のすぐ下に甘みがあるので、皮ごと食べることで、その甘みも堪能できて何より美味しい!キウィってこんなに甘かったのだって、きっと実感出来ますよ。他、ブルーベリーのアントシアニン、すいかのリコピンなどもフィトケミカルです。
漢方養成指導士初級という資格を取りました。
去年はもう一つ資格習得チャレンジをしていて、漢方養生指導士初級という資格を取りました。
漢方の食材や食べ合わせについても幅広く学んだのです。
それからは、今までの朝フルーツをさらに進化させて、その時の体調に合わせたフルーツもセレクトするようになりました。
例えば、疲れている時は「気」が足りなくなっているので、気を養ってくれるぶどうやいちじくを。
イライラしたりストレスが溜まっている時は、「気」の巡りが滞っている状態なので、「気」の流れを良くしてくれる香りのあるグレープフルーツやオレンジなどの柑橘類を。
むくみの気になる時は、「水」の代謝を良くしてくれるぶどうやすいか、バナナを食べるようにしています。
美肌のために、毎朝のミネラルウォーターにビタミンCがたっぷりのレモンを絞るのも長年の習慣です。
朝フルーツ生活を始めるまでは、ビタミンC、E、マルチビタミン、マルチミネラル、、、、と毎日たくさんのサプリを飲んでいたのですが(それでも頻繁に風邪をひいていたけれど、、、)今はビタミン・ミネラル系のサプリは一切飲んでいません。
毎日天然のサプリともいえるフルーツをたくさん食べているので。朝フルーツは健康、そして美容に確実に繋がります。フルーツをたっぷりと食べて、錆びないカラダを目指したいですね。
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