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大豆イソフラボンの効果はエクオールで決まる!

空前の大豆ブーム。成分の一つである大豆イソフラボンは美肌効果が知られ、サプリメントとしても販売されています。その働きが注目されていますが、大豆イソフラボンは、腸内細菌によりスーパーイソフラボン「エクオール」を産出します。このエクオールの生成量が女性の更年期や骨粗しょう症とも関係があるという研究がされています。今回は食生活改善の前に知ってもらいたいことをお伝えいたします。


大豆イソフラボンの効果

豆乳  :via www.photo-ac.com


大豆に含まれる機能性成分は主に4つあります。大豆イソフラボン、大豆タンパク質、大豆レシチン、大豆オリゴ糖です。大豆レシチンは細胞膜を作り、健康長寿の源とも言われています。成分の一つの大豆イソフラボンは、女性の更年期や美肌そして冠動脈疾患のリスクを減らしたりする効果が検証されています。こういった理由から、大豆イソフラボンは食品だけではなく、化粧品やシャンプーなど様々な製品に取り入れられています。


スーパーイソフラボン「エクオール」


大豆イソフラボンは腸内細菌の作用でスーパーイソフラボン「エクオール」を作ります。最近の研究で、このエクオールの生産が上手く作できる人のほうが、同じように豆乳を飲んでいても、更年期の症状が軽かったり、骨密度の低下率が低かったり差があることが報告されています。さらには、エクオールのサプリメントを摂取すると目じりのシワの進行を押さえられたという結果も出ています。エクオールを作れる日本人は50%~60%といわれています。同じ年齢でも若く見える人の秘訣は実はエクオールがカギともいえるのではないでしょうか。エクオールのチェックは株式会社ヘルスケアシステムズで行っています。

採りすぎに注意


効果の高い大豆イソフラボンですが、一日摂取目安量の上限値(70~75mg/日)があります。子供はもっと少なくなります。食品安全委員会のサイトにありますから気になる方は確認されてください。日本人は欧米人に比べてエクオールを生産できる人が多いのは、日本食では、納豆やみそ汁といった大豆製品を使ったものが多くとり入れられているからだといわれています。まず、大豆イソフラボンは食べる前にエクオールのチェックをされた方が良いかもしれません。


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