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キッチンにある魔法の粉で!夏も快適★さらさらボディ

汗でべたつきがちな夏の肌。ポンポンとはたくだけで快適なさらさら肌になるボディパウダーを手作りしてみませんか?材料はキッチンにあるあの粉!さまざまなアレンジレシピもお伝えします。


汗でべたつきがちな夏の肌。 ポンポンとはたくだけで快適なさらさら肌になるボディパウダーを手作りしてみませんか? 心地よい使用感だけでなく、キメの整ったキレイな肌に見せたり、香りをプラスすれば、フレグランスパウダーとしても楽しむことができます。


材料の主役は、キッチンにある粉!

ボディパウダーの主役は、ずばり・・コーンスターチです。 コーンスターチは、とうもろこしの穀粒から製造されたデンプンのこと。 原料のとうもろこしを亜硫酸を含む水に漬けて吸水させ、粉砕機で胚芽を壊さないようにあら砕きします。 その後、胚芽を分離してから磨砕し、ふるいとフィルターを使ってデンプンを分離、脱水、乾燥して製品化されています。

ご家庭にある食品用と化粧品用では、粒子の大きさが異なりますが、食品用でもボディパウダーを作成することは可能です。 ちなみに、化粧品素材としては、プレストパウダーやファンデーションなど粉体の基剤として用いられています。 アロマテラピーショップでは、化粧品用のコーンスターチが販売されています。 こちらを使用すると、よりキメが細かく肌へのフィット感が高くなります。


コーンスターチの魅力


コーンスターチは、吸水性に優れています。 肌表面の水分や油分を吸い取ってくれるので、汗をかいた肌にぴったりです。 一方で、吸水した水分を放出して乾燥のし過ぎを防いでくれるので、ベストな肌状態を作ってくれます。 その他にも、皮膚軟化作用や抗菌作用、鎮静作用も期待できます。


コーンスターチ以外の粉でも


・タルク

タルクは、滑石という粘土鉱物の一種で、ケイ酸マグネシウムが主成分です。 皮膚に塗布すると滑りが良くなり、吸着力に優れていますが、被覆力と吸湿力は弱いです。 化粧品としては、フェイスパウダーやアイシャドウなどに用いられます。 また皮膚炎症、皮膚疾患撒布剤として、ベビーパウダー、タルクパウダーにも用いられています。 タルクに関しては、あまり良い印象がないという方もいらっしゃるかと思います。 その契機となったのが、1987年に、ベビーパウダーの原料のタルクにアスベストが混入していたという事件です。 それ以降は、厚生労働省の定めた不純物混入試験を経たタルクの使用が義務付けられています。 さらに2006年9月14日以降は、ベビーパウダーにかかわらず全てのタルクについて、同様の基準が設けられていますので、安全性に問題はありません。


・クレイ

クレイは、汚染されていない河岸の地下40から60メートルの間に存在する粘土質から掘り出されます。 クレイの主な成分(約半分)はシリカ(ケイ土)で、マグネシウム、カルシウム、鉄分、ナトリウム、亜鉛、アルミニウム等、さらに微量ミネラルも含まれています。 そのミネラル分の違いは色によって識別されやすいため、ホワイト、イエロー、レッド、ピンク、グリーンといった具合に種類分けされています。 クレイの優れた浸透圧作用は、鎮痛、抗炎症、解毒などに利用されます。


もっと自分好みにアレンジ!

・キラキラをプラスしてツヤのある肌に

「マイカパール」を加えると、キラキラのボディパウダーを作ることができます。 全身に塗布するのではなく、ハイライト効果を出したい鎖骨、腕、ふくらはぎなどに塗布すると、ツヤのある華やかな肌を演出することができます。


・ほんのり色付けで可愛らしく

ハーブパウダーやアースピグメントを加えると、カラフルなボディパウダーを作ることができます。 肌に色をつけるというよりも、見た目の可愛らしさを楽しみます。


・日焼け止め効果をプラスして、より実用的に!

超微粒子二酸化チタンと微粒子酸化亜鉛を加えることで、日焼け止め効果が期待できます。 やや白浮きすることがありますので、洋服につかないように気をつけましょう。


作り方はとっても簡単!


コーンスターチなど、自分の好きな粉をビニール袋に入れます。 マイカパールやハーブパウダー、アースピグメントなどのオプションをお好みで加えます。 また、精油をプラスすることで、ふわっと香るフレグランスボディパウダーに大変身! 夏肌に嬉しい、ラベンダーやゼラニウム、ローズマリー、イランイランなどがオススメです。 精油もビニール袋に入れたら、よく振って全体が混じるようにします。 その後、お好みの容器に入れれば完成です。

パフのついた容器も使いやすいですし、写真のものはコショウ入れです。 我が家は娘も一緒に使うので、このスタイルが気に入っています。


早速、使ってみよう!


べたつき解消して肌をサラサラにしてくれるボディパウダー。 お風呂上りやお出かけ前に使用してみましょう。 気になる全身どこにでも使うことができます。首の後ろも忘れずにケアしましょう。

また日焼け止めを塗った後のべたつきを軽減させるのにもオススメです。 日焼け止めを塗った肌の上からポンポンとボディパウダーをつけてみましょう。 ボディパウダーをつけた肌はサラサラで触り心地がよく、とても気持ちがいいです。

厚みのあるパフで肌につけると、ふんわりとしたキメ細やかな肌を作ることができます。 汗や皮脂を抑えて、サラサラの肌が持続します。

足のムレが気になる人は、素足にパウダーを塗布してから、ストッキングや靴下を履くと、ムレ防止になります。

暑さはそれだけでも気分が滅入ることがありますが、さらに肌がべたつくことで不快感が増してしまいます。 べたつく肌を瞬時にサラサラにしてくれるボディパウダー。 暑さを抑えることはできませんが、肌がサラサラになるだけでも気分が軽やかになります。 少しでも過ごしやすくするために、ぜひお試しくださいね。

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