気持ちが安定しない。ホルモンバランスが乱れて、女性特有のトラブルで悩んでいる。本気のエイジングケアをしたい!実は、とある精油1本で解決できちゃいます。
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SlowAging世代の私たちは、20代の頃とはまた違った悩みがたくさん出てくるもの。 1つ1つの悩みに対応したアロマテラピー(精油選び)も楽しいですが、実は、とある精油1本で解決できてしまいます。 アロマテラピーの講座でも、毎回大人気の精油。 男性にも好まれるその精油とは・・・
SlowAging世代☆救世主の精油
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女性のお悩みを丸ごと解決してくれる精油・・それは「ゼラニウム」です。
ゼラニウムの学名は、 Pelargonium graveolens 。
属名の pelargonium は、ゼラニウムの実の形がツルのくちばしの形に似ていることから、ギリシャ語でツルを意味する pelargosという言葉に由来しています。
種小名の graveolens はラテン語で「強い香り」という意味です。
ゼラニウムの精油は、香水の原料としてよく使われています。 ローズを思わせる甘い香りがするため、英語の慣用名では"Rose-scented pelargonium(ローズの香りのするゼラニウム)"と呼ばれています。
どんな植物?
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ゼラニウムは、高さ約60cm程度にまで生育する低木です。
切り込みのある葉をつけ、ピンク色の花を咲かせます。
花のような香りがしますが、精油は葉から水蒸気で蒸して得られます。
ヨーロッパでは、可愛らしい窓に真っ赤なゼラニウムの花が飾ってあるのを見かけます。
災厄より家を守るためといわれていますが、ゼラニウムには昆虫忌避効果もあるため、虫除けの役割も同時に果たしています。
ヨーロッパでは、冬以外は家の窓を開けて外気を取り入れることが多く、虫が入るのを防ぐ際に育てやすいゼラニウムを虫溶けの鉢植えとして置いているそうです。
ゼラニウムは南アフリカが原産ですが、観賞用植物としての需要も高く、他のゼラニウム種(pelargonium)と交配させることによってさまざまな栽培変種が作られ、エジプト、北アフリカ、中国、レユニオン島など、特に熱帯の地域で栽培されています。
精油の主産地は、エジプト、レユニオン島、アルジェリア、モロッコ、フランスなどです。
インド洋に浮かぶフランス領ブルボン島(レユニオン島)を産地とする精油は、通常のゼラニウムよりもローズに近い香りがするという特徴があり、「ゼラニウム・ブルボン」という精油名で別途販売されているメーカーもあります。
バラの香り、実は・・
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ゼラニウムの精油は、化粧品の原料としてもよく使用されています。
ほのかな甘さと葉の青さを感じさせるライトなローズ調の香りは、「ローズゼラニウム」の別名を持ち、ゲラニオールなどローズと共通の成分を含んでいます。
このゼラニウムは、石鹸や化粧水などのスキンケアから、香水の原料としてまで、広く用いられています。 「ゼラニウムの香り」として商品化されているものも勿論ありますが、「バラの香り」と称される芳香商品に、ゼラニウムで香りづけしているものを多く見かけます。 また「ローズの精油」として売られているものの中には、ゼラニウムなどで偽和されていることもあるようです。
キーワードは、バランス!
ゼラニウムのキーワードは「バランス」です。
心、身体、肌。
3つのバランスを取ってくれます。
・心=自律神経のバランス ・身体=ホルモンバランス ・肌=皮脂分泌のバランス
自律神経のバランスを保つ
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自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経のことです。
昼間や体の活動時に活発になる交感神経と、夜や安静時に活発になる副交感神経からなります。
この2つのバランスを損なうのが自律神経の乱れで、場合によっては自律神経失調症や神経性胃炎、過敏性腸症候群などを引き起こします。
ゼラニウムはこの2つのバランスを取りたいときに、力になってくれます。
不安な気持ちが強くなったときや感情の起伏などに対処します。
交感神経がずっと活発なときに手助けになってくれる精油には、ラベンダーやスイートマジョラムなどリラックス系の精油があります。
一方で、気持ちが沈んでいるときには、ローズマリーやレモンなど、交感神経を優位にしてくれる精油があります。
しかし、本当に疲れ切っているときは、気持ちが昂りすぎているのか、気持ちが極端に落ち込んでいるのか、自分でも分からなくなるときがあります。 そんな時にゼラニウムの香りを嗅ぐと、おのずと自分が必要なほうに働きかけてくれて、自律神経のバランスを保つことができるようになります。
ホルモンバランスを整える
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ゼラニウムは、ホルモンバランスを整えてくれます。
生理不順や更年期障害でお悩みの方、生理前になるとPMSと呼ばれる不快な症状が出る方にオススメです。
ホルモンの分泌は多ければよいというものではありません。
ゼラニウムは、ホルモンの分泌量を調整する働きがあるため、女性特有のトラブルを緩和してくれます。
また利尿作用も期待できるため、むくみが気になるときにも有用です。 天然塩で薄めてお風呂に入れて、ゆったりと入浴してみましょう。 特に、生理前のむくみにぴったりです。
皮脂分泌のバランスをとる
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ゼラニウムは、SlowAging世代の私たちの肌にとっても救世主!
シミやシワの予防、フェイスラインのむくみの改善などにオススメです。
また皮脂分泌のバランスを取るため、Tゾーンはべたつくけど、Uゾーンは乾燥するといった混合肌の方にもぴったりです。
私は拭き取り化粧水を作る際に必ずゼラニウム精油を使用しています。
肌がすっきりとして、その後のスキンケアアイテムの入りもアップします。
血行促進も期待できるので、紫外線を浴びたダメージ肌を癒し、くすみやクマなどの肌疲れも解消してくれます。
またヘアケアでもよく使われます。 無香料のシャンプーに加えれば、パサつきが軽減して、ツヤのある髪へと導いてくれます。
香りの相性がよい精油
ゼラニウムと同様、気持ちの浮き沈みにアプローチしてくれるベルガモットとの相性がとても良いです。 アールグレイの香りづけに使われているベルガモットは、フルーティー&フローラルの香りで、やさしく気持ちを癒してくれます。 その他、ベルガモットと同じ柑橘系のオレンジスイートやグレープフルーツ、ややエキゾチックな印象をプラスできるイランイラン、やさしさをより感じさせてくれるラベンダーとの組み合わせもオススメです。
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