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好き!があなたの感情を刺激する〜ストレス解放で心をやわらかく〜

多くの人が日常的に感じているストレス。あなたはどんなときにストレスを感じやすいでしょうか? 女性らしいマインドを取り戻し、凝り固まった心をやわらかくするためのヒントをお伝えします。


ストレスとは


人間関係や仕事のプレッシャ-、ライフイベントストレスや環境ストレスなど 私たちがなんらかの刺激を感じる状況は数多くありますが、 心理学的にストレスとは、処理されない感情が心の中に溜まっている状態、と表現することができます。

普段から 「我慢」 が当然になっていませんか?

そのとき感じた怒り、恐れや悲しみといった感情は、一時的にはなくなったように感じられても、実は心の中に抑圧されていくのです。 それが繰り返されるとネガティブな感情が積み重なり、意識レベルとして実感できる頃には


「イライラがとまらない!」 「誰にも優しくできないし、優しくされないの」 「わけも分からず、勝手に涙がでてきてしまう」

などという状況になってしまいます。

心理的な面だけで済んでいるうちはまだ良いのですが、私たちは心身一体。 心で処理できずに抑圧された感情は、体の変調としても現れます。

本来女性は、男性に比べて感情を感じることは得意なはず。 そんな私たち女性が感情を抑圧してしまうと、すぐに体に異変を感じる人も多いのです。


ストレスはなかったことにはできない


ストレスを放置してしまうと、様々な症状が心身に現れてきます。 最初はイライラ、不安感、倦怠感などの状態で現れますが、徐々に無気力、無感動、無表情など、何をするにも面倒だと感じるようになってしまいます。

いわゆる、エネルギーが低下している状態で、何もしたくない、しようと思ってもエネルギーが足りない、という状態です。

女性に顕著な身体的症状としては ・肩こり、腰痛 ・頭痛 ・ホルモンバランスの乱れによる生理不順 ・生理痛 ・めまい、立ちくらみ

などがありますが、カナダの生理学者 ハンス・セリエによると、 ストレスは身体や心の働きの中でも特にストレッサーの攻撃に弱い部分に現れ、機能障害を起こすと報告されています。

いわゆる自分のウィークポイントに一番最初に現れやすいということです。

普段から自分の体の弱い部分を知っておくだけでも、ストレスから身を守ることにつながるかもしれません。 そのためにも、自分の感情とつながって、心と身体の状態を丁寧にみつめる習慣をつけると良いでしょう。


ストレスを解放するには


感情は、感じてあげることで解放されます。 自分の心にきちんと意識が向けられたとき、その感情は消化されていくのです。

普段は我慢が多い人でも、休日に目一杯楽しいことをすることでストレス発散をする人も多いでしょう。 大好きなスイーツを食べたいだけ食べたり、ヨガで汗をかいたり、映画を観て思いきり涙を流したり。 好きなこと、ワクワクすることを積極的に行うことで、感情は解放されていきます。

そのためにも、まずは自分の「好き!」をたくさん知っておくこと。 楽しい! ワクワク! 嬉しい!

などのポジティブな感情はストレスの解消にとても役立ちますので、積極的に自分の「好き!」を取り入れる生活をしてみてくださいね。

実際外に出て経験するのが一番ですが、時間がないという人は。 「好き!」を探している時間もまた、あなたにワクワクを与えてくれるのです。 行きたいところ、欲しいもの、食べたいものや会いたい人。 欲しいものリストを書き出しながら楽しい気分を感じるだけでも、心がやわらかくなるでしょう。

また、ストレス発散の特効薬としておすすめしたいのは、心が震えるような感動する体験をすること。 美しいものや素晴らしいと感じるものに触れ、心が感動に踊るとき。 私たちは過去に抑圧したネガティブな感情を、涙や感動と共に洗い流し、一瞬にして発散することができるのです。

私は初めて富士山を間近でみたときに、その美しさと雄大さ、神々しさすら感じるエネルギーの大きさに感動し、心が一気に解放されるのを実感しました。 鬱々とした日々の悩みや、仕事のストレスなどどうでも良くなるほどのパワーを感じたのです。

自分の感情を大切にするということは、身体を大切にすることであり、家族やパートナーを大切にすることにもつながります。 自分自身の感情とつながる時間が長い程、感受性は高まり、生き生きとした表情になっていきます。

豊かな感情表現は女性として生まれてきた喜びのひとつ。

ぜひ、自分の感情を大切にして、ストレスとうまくつきあっていって下さいね。

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