今あなたが、辛くてしんどくて、世界でひとりぼっちのような感覚になっているなら。必ず誰かがあなたを愛して見守ってくれているということを思い出してください。何かを信じるということが自分の心の支えになるかもしれません。


私は特別な信仰心を持っているわけではありません。しかし、心理学を学び始めてから自分の中の神様というものを信じるようになりました。

それは宇宙でも仏様でもイエス・キリストでも、ハイヤーセルフでもどんなものでもいいわけですが、何かを信じるということが自分の心の支えになるかもしれません。

ある夜、私は夢を見ました。 夢の中で、私は神様とともに浜辺を歩いていました。 空には、私の人生のさまざまな場面がフラッシュのように映し出されています。

そのそれぞれの場面で、私は2人分の足跡が砂浜についていることに気づきました。 ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神様のもの...

「神様はいつも私と一緒に歩いていてくれていたんだ」

私の人生の最後の場面が映し出されたとき、私はそれまでの人生の足跡を振り返ってみました。 驚いたことに何度も私の人生の中で、足跡が1人分しかない時があることに気がついたのです。 それは、人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりでした。

私は神様に尋ねました。

「神様、あなたはおっしゃいました。  一度私があなたについていくと決めたなら、あなたはずっといっしょに歩いてくださると。  でも私がもっとも辛い時期に、砂浜には1人分の足跡しかありませんでした。  なぜ私が最もあなたを必要としているときに、私を1人ぼっちにしたのですか?」

すると神様は答えた。

「いとしい我が子よ。  私はお前がもっとも苦しい試練の最中にいるときにも、決してそばを離れはしなかった。  1人分の足跡しかなかった時期には、私はお前を抱き上げて歩いていたのだ。」

これはアメリカの画家、メアリー・スティーブンソンが14歳の時に書いたと言われている詩です。

辛くて悲しい時、世界には自分を助けてくれる人など一人もいないし、誰もわかってくれないと思うことがあるでしょう。しかしクライアントさんとお話をしていると、今この世に存在している事実ひとつを考えても、その方が目に見えない強いパワーに護られていると感じることがあるのです。

人は、たった一筋の光を見つけるために、闇の中に入っていくのだといいます。真っ暗闇の中では、どんな小さな光さえもが希望となるのです。

怖ければ怖いほど、目を閉じて自分の世界に入り込みたくなりますが、それでは誰かが差し出した手を見つけることはできません。だから目を開けてみてください。

いつか必ず、闇は抜けられます。

どんなに辛い状況であっても、死にたい程嫌な感情を感じていたとしても、いつも近くで見守り共に歩いてくれている神様のような存在があるのだと気づけたら、その瞬間からあなたは一人ではありません。

怒りという感情を使って、周囲から分離し孤独の世界に引きこもっているときですら、あなたは本当は一人ではないのです。

ひとつずつ、辛い状況や死にたいほど嫌な感情を受け止め、手放しながら必死で前に進もうとする人の姿は、とても美しいものです。そしてその時、やはり目に見えない強いエネルギーを感じ、この方は護られているのだなと感じるのです。

今あなたが、辛くてしんどくて、世界でひとりぼっちのような感覚になっているなら。必ず誰かがあなたを愛して見守ってくれているということを思い出してください。

信じる力の強さと護られているという安心感を少しでも感じ、あなたの心がやすらぎますように。

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