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強く美しき女性たち 愛と勇気の名言4選

いつの時代も、女性はパワフル。年齢や性別にとらわれず、強く美しく生きてきた女性たちの、愛と勇気に溢れる名言をご紹介します。先人のエネルギーを感じ、あなたの明日がますます美しく輝きますように。


いつの時代も、女性はパワフル。年齢や性別にとらわれず、強く美しく生きてきた女性たちの、愛と勇気に溢れる名言をご紹介します。先人のエネルギーを感じ、あなたの明日がますます美しく輝きますように。

ココ・シャネル


20歳の顔は自然から授かったもの。 30歳の顔は自分の生き様。 だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る。


20歳の女性が美しいのは当然、でも50歳の顔にはあなたのこれまでの生き様が表れている。ココ・シャネルはこのように残しています。さらに「女は40を過ぎて始めておもしろくなる。」とも。 女性であることを楽しみ、できないことを年齢や性別のせいにしないシャネルの心の強さが伺えます。

「古い価値観にとらわれない女性像」がブランドポリシーのシャネル。コルセットからの解放を意図して服をデザインしたことでも有名です。

恋多き女性としてもその名を残す一方、男性に媚びることなく自立した生き方を求め続けたシャネルは、現代に生きる女性に勇気とパワーを与えてくれます。彼女のブランドが、多くの女性の憧れでありシャネル自身の生き方をビジョンとする女性が多いことも頷けますね。

オードリー・ヘプバーン


美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。 美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。


これはオードリー・ヘプバーンが生涯最も愛したとされる詩の一部で、いつの間にか彼女自身の詩として知れ渡るようになりました。彼女の生き様、考え方はこの詩に集約されていると言っても過言ではありません。この詩の中では、次のようにも綴られています。

年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。 ひとつの手は、自分自身を助けるため、もうひとつの手は他者を助けるために。


ユニセフの親善大使としても活躍したオードリーは、世界中の子どもたちに大きな愛を与え続けることで、自らも多くの人から愛される存在となっていきました。そして今もなお、その輝きは失われることはありません。

彼女が多くの人の心を動かすのは、映画の素晴らしさだけではなく、その生き方や考え方に共感できるからではないでしょうか。

末期がんに侵されてからも、オードリはー自分ができることに全力を注ぎ、人を助け愛を与えつづけました。彼女の美しい精神と愛にあふれた人生は、これからも女性たちに勇気を与え続けてくれるでしょう。

平塚らいてう


元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。今、女性は月である。他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。


これは雑誌「青鞜」の創刊号に書かれた言葉の一部で、最近ではNHK朝の連続テレビ小説でも取り上げられ、一躍有名となりました。

この雑誌が創刊されたのは、日本でまだ女性に参政権が与えられていなかった頃。そのような男尊女卑が当然の時代に平塚らいちょうは「女性達よ、目覚めよ」との呼びかけを発し、女性解放運動のリーダーシップを取っていきました。

らいちょうは封建的家族制度で抑圧された女性たちの先頭に立ち、女性の精神的解放を訴え続けました。スキャンダルも多かったようですが、自らが自由な女性の見本となり、その背中を見せることで多くの女性に勇気と希望を与えたのでしょう。

私たち女性が今、自由に自分らしく生きていられるのはこうした先人たちのおかげなのだと思うと、胸が熱くなりますね。

アンネ・フランク


たとえ嫌なことばかりでも、人間の本性はやっぱり善なのだということを私は今でも信じている


アンネはナチス・ドイツのユダヤ人狩りから逃れるため数年間に渡る隠れ家生活の末、強制収容所に送られます。そこでチフスにかかり、わずか15歳の生涯を閉じました。隠れ家というまるで自由のない独房のような場所で、アンネは冒頭の言葉を残したのです。


私の想像の翼は、 閉じ込められても 閉じ込められても、 はばたき続けるの。


日記には恐怖や不安、飢えと不自由にさいなまれながらも、夢や希望、そして人の真の愛について諦めなかったアンネの思いが綴られています。

絶望的な状況下でも「人間の本性はやっぱり善なのだ」と記した彼女の思いを、テロや戦争が頻発する今だからこそ改めて深く噛みしめ、平和についての思いを新たにしていきたいですね。

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