心にゆとりを 干して楽しむ保存食作り

美容・健康意識の高い人たちの間では、すっかりおなじみの干し野菜。本来干し野菜は、生の野菜を長期保存するために考えられたものですが、干すことで栄養価がアップしたり、うまみ成分が増したり、と更なるメリットにも注目が集まっています。

私の地元では、畑で自家製の野菜を作っている家庭が多くあります。 地産地消という言葉もすっかりメジャーになりましたが、 私の両親も「自分で食べる分は自分で作る」という考え方で、長年野菜作りに励んできました。 しかし時には採れすぎてしまい、泣く泣く廃棄...なんてことも。 それが私の干し野菜作りのきっかけでした。

家で採れた野菜ということもあり、干し野菜を作る時にはホールフードを意識しています。

ホールフード(Whole Food)とは、皮から根っこまで全部を食べること。

普段捨てられがちな皮や根っこには栄養が多く含まれているものもあります。 そして、野菜全体をそのままいただくことで、より質の高いエネルギーを得られるのです。

干すことで、野菜はより手軽で身近に。 いつでも欲しいときに食べられるようになります。 しかも簡単、おいしい。 ますます多くの方のライフスタイルに浸透してくといいなと思っています。

ところで、干して楽しめるのは野菜だけじゃないことをご存知でしょうか。 そこで、私が普段取り入れている「干して楽しむ保存食作り」をご紹介致します。

まずはフルーツ。 ドライフルーツって、買うと結構なお値段がするものです。 自宅で保存料不使用の、安心安全おいしいドライフルーツを作りましょう。 旬のフルーツを使うのがおすすめ。 栄養価が高いのはもちろん、旬の食物はエネルギーや免疫力を高めてくれる効果も期待できます。 冬であれば特におすすめなのがリンゴ。 決して高級なリンゴでなくても大丈夫、干せばどんなリンゴも甘みが引き立ちます。

リンゴは5ミリ幅にスライスし、塩水に漬けておきます。 しばらくしたら、水気を切って重ならないように並べて干すだけ。

冬や乾燥シーズンなら3日程でセミドライに。 手で触って少ししっとり感が残っている程度がオススメです。 水分が抜けたリンゴは、とっても甘くて良い香り。

キウイは、少し熟したもののほうがおいしく仕上がります。 まだ固いキウイを干してみたところ、驚くほど酸っぱくなってしまいました。 干せばなんでも甘くなる、というのは大きな思い違いだったよう。 こんな風に、身近なフルーツを干しながら、どんな風に変化していくのかを見るのも楽しいですよ。

次はハーブ。 ベランダ菜園などで、ハーブを育てている方も多いのではないでしょうか。 ハーブはシーズンを迎えると一気に育ちますので、使い切れずに枯らしてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、収穫して香りの良いうちに干しましょう。

上からオレガノ、バジル、イタリアンパセリ。

フレッシュハーブのまま冷凍保存もできますが、ドライハーブにすることで更に保存期間が長くなり、用途の幅も広がります。 お好みのドライハーブを何種類か混ぜればミックスハーブにすることも。 さらに塩を加えることで、ハーブ塩を作ることもできます。 お気に入りのかわいいビンで保存すれば、キッチンに立つのも楽しくなりそう。

これは、大根の葉。 大根の葉は、大量に捨てられてしまうことも多いのですが。 ホールフード(全体食)の観点から見ても、それはあまりにももったいない! ということで、干してみました。 カラカラと音がしそうなくらいしっかりと干すと、1/3くらいの量になります。

それをフードプロセッサーに入れて、お好きな具材と一緒に粉砕。 ここではゴマ、乾燥わかめ、塩こんぶ、塩を入れました。

大根の葉のふりかけが完成。 乾燥剤と一緒にビンに入れて保存します。 お弁当の彩りや、薬味としても大活躍。 太陽の香りも一緒に楽しめるこのふりかけ、とっても風味が良くて美味しいのです。 大根にかぎらず、いつもは捨ててしまうような葉物などがあればぜひお試しくださいね。

いつもは捨ててしまうといえば、端野菜などもかなり廃棄率が高い部分ですね。 写真は切り落としたさつまいもの端、型抜き後の人参、しいたけのいしづき。 それぞれ細かく切って、半日ほどの天日干しにしてみました。 時間がないときは2〜3時間でもかまいません。 この「ちょい干し」は水分を適度に抜いて、野菜の甘みを引き立ててくれます。 これでスープを作ったり、餃子や春巻の具にしたり。 今まで捨てていた端野菜の消費率がぐんと上がって、エコにもなりますね。

忙しい毎日、ルーティンをこなしているとついつい目先のことにとらわれがち。 自分にダメ出しばかりをして疲れてしまった時にこそ、食事の時くらいは自分を労りたいものです。

そもそも保存食作りとは、そのままでも食べられるものにひと手間加えて長期保存を叶えるもの。

そのひと手間が、自分のライフスタイルを大切にするという意味でも、とても心に効くようです。

食べることは生きること。

自分が口にするものを丁寧に扱うということは、自分の生活を大切にすることにつながります。 心がホッとしたり、じんわり温かく感じたり。 その感覚が得られれば、自分を大切にできている証拠。

決して特別なご褒美じゃないけれど、毎日を笑顔で過ごすためのエッセンスになりますよ。


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