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大好きなペットとの暮らし アニマル・セラピーの効果

最近では、アニマル・セラピーという言葉はすっかり市民権を得、、その治療効果もだんだんと知られるようになりました。アニマル・セラピーは老人ホームや精神病院などの各種施設で犬や猫を飼ったり、ボランティアの人に動物をつれてきてもらったりする活動を通して、コミュニケーションの問題など各種の障害を治療する方法です。今回は、アニマル・セラピーが人間に与える効果をご紹介しましょう。

家でくつろぐ同志。うちにはニャンコがいます。 みんなそれぞれ個性があり、のびのび暮らしています。 そんな彼らを見ていると私ものびのび。すっかり癒されております。

さて、最近では、アニマル・セラピーという言葉はすっかり市民権を得、、その治療効果もだんだんと知られるようになりました。 アニマル・セラピーは老人ホームや精神病院などの各種施設で犬や猫を飼ったり、ボランティアの人に動物をつれてきてもらったりする活動を通して、コミュニケーションの問題など各種の障害を治療する方法です。 現在では、治療と評価を伴う場合は,アニマル・アシステッド・セラピー(AAT動物介在療法)、それが伴わない場合は、アニマル・アシステッド・アクティビティと(AAA)区別されています。


アニマル・セラピーの効果


日本の精神科医療の現場で初めてアニマル・セラピーを実施した帝京科学大学・准教授で医師の横山章光氏が動物とふれあうことが人間に与える効果をまとめた内容が以下のとおりです。 また、横山氏によるとこれらの利点は互いに関連し合い、更なる相乗効果をみ出すそうです。


生理的利点

○病気の回復・適応、病気との戦い ○リラックス、血圧やコレステロール値の低下 ○神経筋肉組織のリハビリ(特に乗馬療法) ○生活リズムを作る


心理的利点

○元気づけ、動機の増加、活動性(多忙)、感覚神経 ○リラックス、くつろぎ作用 ○自尊心・有用感・達成感(特に乗馬療法)・責任感などの肯定的感情、心理的自立を促す ○ユーモア・遊びを提供する ○親密な感情、無条件の受容、他者に受け入れられている感じの促進 ○感情表出(言語的・非言語的)、カタルシス作用 ○教育効果(子供に対して) ○注意持続時間の延長、反応までの時間の短縮 ○回想作用


社会的利点

○社会的相互作用、人間関係を結ぶ「触媒効果・社会的潤滑油」 ○言語活性化作用(スタッフや仲間との) ○集団のまとまり、協力関係 ○身体的、経済的な自立を促進する(盲導犬・介助犬・聴導犬など) ○スタッフや家族への協力を促すこんなに利点が多いペットとの暮らし。 是非、一生付き合う家族として、迎え入れてくださいね。 人間も動物もハッピーな暮らしを目指して。

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