デジタル全盛期の時代に生きているからこそ、時には自分自身と深くつながる時間がとても大切。そこで便利すぎるデジタル生活から少しだけ距離をおいて、アナログな生活を意識してみませんか?いつもと違う時間の使い方が、あなたの生き方に新しいヒントをくれるかもしれません。
私達の生活には欠かせないスマホやパソコンなどのデジタル機器。SNSやブログで、遠くの友人や顔の見えない誰かとつながることも簡単になりました。
しかしこうしたデジタル全盛期の時代に生きているからこそ、時には自分自身と深くつながる時間がとても大切。
そこで便利すぎるデジタル生活から少しだけ距離をおいて、アナログな生活を意識してみませんか?いつもと違う時間の使い方が、あなたの生き方に新しいヒントをくれるかもしれません。
紙とペンは最高のツール
どんなにデジタル化が進んでも、スケジュール帳や日記だけは手書きが良いという人がいます。
手帳を広げ、これからの時間の使い方をじっくり考える。
ひとつひとつの予定を手で書き込みながら、ビジョンを作りイメージをふくらませる。
こうした時間の使い方は、自分と向き合うためには欠かせませんし、心に余裕を作ってくれます。
手書きのメモは、タイプするよりも長期記憶に向いているとの実験結果もあるそうです。いつの時代も紙とペンは、創造と思考には欠かせない最強ツールです。
お気に入りを手洗いする
天気の良い日は外に洗濯物を干したくなりますね。さらに時間があるときは、お気に入りの服を手洗いしてみるのも楽しいですよ。
いつもはスイッチひとつで洗濯機が済ませてくれますが、自分の手を動かして洗濯をするのも気分が良いものです。
手で洗うということは、服の質感を感じ、水の冷たさを感じますよね。こうして五感を使っていくことで、自分の中の感覚とつながることはとても心地良いことだと思うのです。自分のお気に入りを大切にすることで、物への愛着も高まります。
手書きする温かさ
私の友人は、私の誕生日には毎年必ず手書きのメッセージを贈ってくれます。短いメッセージであっても、そこに書かれた文字から想いを受け取ることができ、私は本当に幸せな気持ちになるのです。
手書きの手紙はメールよりも書くのに時間がかかります。しかしその手紙を書いている時間というのは、送る相手のことを本当に真剣に想っている時間。その時間を大切にするからこそ、気持ちが伝わるのでしょうね。
スタンプひとつでコミュニケーションする便利さを知っているからこそ、時間をかけた手紙の価値もあがるのかもしれません。
保存食作り
晴れた日には、太陽のパワーを借りて干し野菜作り。こうした保存食作りもアナログ生活のひとつですね。
干し野菜は栄養分やうまみが凝縮される上に、日持ちもするので旬の野菜を長い間楽しむことが可能です。またたくさんのフルーツが手に入ったときにはジャムを作るのもおすすめ。
旬の食べ物は、私たちの気の流れを整え免疫を上げてくれます。まさに食べ物から良いエネルギーを分けてもらっているわけです。食は生活の基盤。自然の力を借りて、丁寧なライフスタイルを心がけたいですね。
五感を使って読書
本や新聞より、ニュースサイトやキュレーションサイトで情報を得る、という人も多いかもしれませんね。電子書籍専用のデジタル機器も発売され、その利便性はさらにアップしました。
しかし今、紙媒体の本を通してアナログへの回帰性が見直されています。所有性・保存性はもちろんのこと、質感、におい、外装やフォントも含め、それ全体でひとつの作品だと私は考えます。
本を読むということは、どこか自分の感覚ともつながれる時間。娯楽や情報を得るためだけはなく、私達の五感を磨くことにも一役買っているのかもしれません。
アナログカメラと散歩してみる
スマホで簡単に美しい写真が撮れる時代。撮った写真がすぐに見られる、編集ができるなどメリットを上げれば枚挙にいとまがありません。
しかし時にはアナログカメラを使ってみるのも楽しいですよ。トイカメラなら数千円から手に入ります。仕上がりを想像しながら撮影する楽しさや、現像までのドキドキ感、マニュアルでの設定など、アナログならではの楽しみ方も。
アナログカメラで撮るときは、自然と一枚一枚を丁寧に撮影したくなります。フィルムで何を撮ろうか考えながらの散歩は、自分の内側に意識が向きがちなデジタル生活の中に、程よい余裕を作ってくれるかもしれません。
普段から忙しく過ごしていると、ついデジタル生活にどっぷりなんて人も多いのでは。なぜ今アナログ生活なのか、と問われれば「敢えて時間をかけること」の大切さだと思うのです。その時間をかけることが、丁寧さであり余裕であり、自分を大切にするということにつながるのでしょうね。
どれかひとつでも気になるものがあれば、ぜひアナログ生活の要素を取り入れてみて下さい。
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