緑が芽吹く季節。お天気の良い休日はちょっぴり早起きしてお弁当を作って出かけてみませんか?外でいただく手作りのお弁当は格別の美味しさ!今回はお弁当箱を開けた瞬間に食欲をそそられる「目でも楽しめるお弁当」作りのちょっとしたコツをお伝えします。
1. 5色の食材を使う
お弁当箱という小さな世界にところ狭しとひしめき合ういろとりどりの食材。
もうそれだけで美味しそうですね。
しかしながら、から揚げやハンバーグといった人気メニューはどうしても茶色が多くなりがち。 そこで周囲には5つの色を取り入れるようにすると華やかになります。
緑:アスパラ、オクラ、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、レタスなど葉野菜etc
赤:人参、トマト、蟹カマ、赤ウィンナー、ベーコン、赤パプリカetc
黄:たまご焼き、ゆでたまご、コーン、かぼちゃ、黄パプリカetc
白:ご飯、レンコン、大根、ラディッシュetc
黒または紫:ナス、黒豆、紫キャベツ、レッドオニオンetc
葉物など緑が多い場合は反対色の赤や紫の食材を入れるとアクセントに。
強い色なので、量は少なめでも大丈夫ですよ。
もし品目が少なく色味が足りない場合はカップやピックなどで色を足してもOKです。 最近は100円ショップでも可愛い色付きのカップなどがありますので いくつか揃えておくと便利です。
2. 余白を埋める
目いっぱいおかずを詰めたつもりでも所々隙間ができてしまいます。
隙間があると、せっかくのお弁当がさびしい印象に。
そこで活躍するのがレタスなどの葉物野菜。
特にプリーツレタス、ワサビ菜といった葉の形に特徴があるものがオススメです。
隙間に埋め込むとリズム感も出て、緑も加わり一石二鳥。
その他、パセリ、ミニトマト、芽キャベツ、ブロッコリーも使いやすいですよ。
余白を埋めることで持ち歩いている間に盛り付けが壊れるのを防止できる効果もあります。
3. 脇役で食材を引き立てる
黒ゴマや白ゴマ、梅干し、フリカケなどは食材の引き立て役になってくれます。
例えば、半分にカットしたゆでたまごに黒ゴマをかけると黄身の色が引き立ちます。
他にもホウレンソウのお浸しには白ゴマ、白ごはんには黒ゴマや梅干し、ふりかけなど。
お弁当の定番「ミートボール」にも白ゴマをかけるとよりいっそう美味しそうに見えます。
コツは薄い色のおかずには濃い色の脇役を、濃い色のおかずには薄い色の脇役を使うこと。 たった少しのことですが、これがあるのとないのとでは見た目の印象が大きく変わりますよ。
ひと手間が「目にも美味しい」お弁当を作る
おかずはから揚げやミートボール、たまご焼き、ウィンナー、焼き鮭など定番のもので大丈夫。
5色の食材、隙間を埋める食材、脇役になる食材を意識して用いれば
「目にも美味しいお弁当」の完成です。
普段のお料理の盛り付けにも使えるコツですので、ぜひ試してみてくださいね。
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