私たちの髪が医療用ウィッグに。「ヘアドネーション」してきました

先日、医療用ウィッグのための髪の寄付「ヘアドネーション」をさせていただきました。寄付した先は、がん治療やさまざまな病気により髪に悩みを持つお子さんたちの笑顔のお手伝いをしている「つな髪プロジェクト」。子を持つ親のひとりとしても、微力ながらお役に立てればと、20年のロングヘア歴に別れを告げました。今回はその一部始終をレポートします。

「ヘアドネーション」とは

さまざまな病気やがん治療により髪に悩みを持つ方のための「医療用ウィッグ」の材料として、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。 私の身近なところでも「ヘアドネーションのために髪を伸ばしている」という一方で、「寄付したいけど、どこでお願いできる?面倒じゃないの?」そんな声もちらほら…。 そこで、今回はロングヘア歴20年の私が実際に「ヘアドネーション」をさせていただいた、その一部始終をレポートします。


「つな髪プロジェクト」への寄付の流れ

※画像はイメージです via www.photo-ac.com

31cm以上から寄付を受けている団体が多い中、今回寄付をさせていただいた株式会社グローウィングの「つな髪プロジェクト」では並行して部分用ウィッグの素材として15cm以上の髪の毛の寄付を受け付けています。 こちらのプロジェクトでは2016年6月から、高校生以下の子ども用の医療用ウィッグを作製し無償で提供する活動をスタートしているそう。 子どもを持つ親のひとりとして、また今回寄付できる髪の長さが20センチ強だったことから、今回は「つな髪プロジェクト」に寄付させていただくこととしました。

※おことわり 本記事では筆者の寄付先、株式会社グローウィングが運営する「つな髪プロジェクト」のルールに則ったヘアドネーションの手順をご紹介させていただいています。 他団体・プロジェクトでヘアドネーションに協賛される場合には、ご自身が寄付される団体様のルールをご確認の上、ご寄付をお願いします。

つな髪®|髪の寄付(ヘアドネーション)で医療用ウィッグを無償提供

①エントリー・美容院探し

via www.photo-ac.com


まずはエントリー。 毎日たくさんの善意(髪の毛)が届くため、その後の事務処理がスムーズに行えるよう、髪の毛を送付する前に「つな髪」公式サイトからエントリーを行います。

そして、美容院探し。 公式サイトから「つな髪サポート店」一覧を見ることができますので、ご自宅のお近くにサポート店があれば直接問い合わせのうえ予約を取ります。 サポート店でなくてもドネーションカット可能な場合がありますので、ご自宅のそばにサポート店の掲載がない場合や懇意にされている美容院がおありの場合、そちらに「ドネーションカット」をしていただけるかお問い合わせを。

ちなみに私も、今回の寄付にあたりいつもお世話になっている美容室にご相談したところ、「つな髪サポート店」としての掲載はありませんがドネーションカットをご快諾いただけました。 こちらのお店には以前から何度か個別にご相談があるそうで、実際にドネーションカットのご対応をされたこともあったそうです。


②いざカット…寄付できる髪、できない髪

「つな髪」公式サイトに記載されている手順に沿ったカットを依頼します。 カット後の扱いやすさも考慮し、私がカットしたのはおよそ20cm強。 20年、一定の長さを保ちながらロングヘアで生活してきましたが、カットするときは一瞬です…。

ちなみにカット方法の詳細は「つな髪」公式サイトに掲載されているほか、美容院に印刷して持ち込めるようpdfの用意もあります。 また寄付する髪は、カラーやパーマをしていても問題ありません。 ただし、ブリーチなどで退色してしまった髪や傷みがひどく軽く引っ張ると切れてしまう髪はウィッグに使用することができないそうですのでご注意を。 「今は長さが足りないけれど、いつかは寄付したい!」という方は、ぜひ「来たる日」のために、日ごろのヘアケアから始められてくださいね。


③梱包・発送・「認定証」の受け取り

そしてカットした髪を1つにまとめ梱包。 梱包と言っても、1つにまとめた髪の束と、氏名やエントリー日、「つな髪認定証」の要否などを記入したメモをレターパックに入れるだけ。 つい髪をビニールやティッシュ等で包みたくなりますが、「つな髪」さんではこうした包装も作業効率化のため不要とのことです。 送る側としても手間が最小限で済みますね。

あとは「つな髪プロジェクト」事務局あてに送るだけ。 普通郵便等でも受付可能ですが、郵便料金の確認不要でポストに投函ができる「レターパック」または「レターパックライト」を推奨されています。 私も「レターパックライト」で送りました。

このあとエントリーの時点で「希望する」を選択した方の手もとには、「つな髪認定証」が届きます。

「つな髪」認定証サンプル(画像ご提供:株式会社グローウィング)

※現在「つな髪事務局」にはたくさんの善意が届いており、認定証の発行には時間を要する状況とのことです。


④私たちの髪の「その後」

その後私たちの髪は洗浄・殺菌され、ひとつひとつハンドメイドで丁寧に医療用ウィッグへと仕立てられます。 髪の長さによって、ウィッグの種類は4タイプ。(画像は一例です)

15cm以上の髪の毛から作ることができる、髪の毛付きインナーキャップウィッグ「肌優(はだやさ)」 (画像ご提供:株式会社グローウィング)
31cm以上の髪の毛から作られる、オーダーメイドフルウィッグ「フィールライン」 (画像ご提供:株式会社グローウィング)

これらのウィッグは、「つな髪」サイトで申し込みを受け付け、必要とされるお子さまたちの手もとにわたる…という流れ。

まだ見ぬ「だれか」の笑顔を想像して、髪を切る

セミオーダーメイドフルウィッグ「ウィットン」 (画像ご提供:株式会社グローウィング)

今回実際に寄付させていただいて、想像していたより簡単に寄付ができた、という印象を受けました。 いつもお世話になっているサロンにもドネーションカットをご快諾いただけ、またカット後の髪の毛の送付もレターパックに入れるだけなので手間なし。 協賛サロンとして公式サイトに掲載がなくても、ヘアドネーションにご興味をお持ちの方はお近くの、または行きつけのヘアサロンにぜひ相談してみてくださいね。

また、髪の毛を寄付するにあたって、私の場合は今回カットをお願いした美容院には数か月前から 「ヘアドネーションしたい」と担当の方に伝え複数回通いました。 担当の方も「それなら長さがあったほうがいいね」と、量が多くいつも多めにしていただいていた内側の「鋤き」を少なめにするなど、相応のカットをしていただけました。

ご参考になれば幸いです。

年齢や性別問わずに協賛が可能で、「だれかの笑顔」の一助となれる、ヘアドネーション。

さまざまな団体さんが寄付を受け付けておられますので、髪をカットしよう!という際にはぜひ前向きにご検討いただければと思います。

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