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第2回スマートスナッキングレッスン バレンタインデーに新感覚のデリボ−ル

スマートスナッキングというワードを皆さんご存知ですか? “かしこい間食“という意味なのですが、おやつを我慢するのではなく、栄養価が高く、体にヘルシーなものをチョイスして美味しく食べる習慣のことだそうです。今回はバレンタインデーにちなんで、甘さ控えめチョコクランチと新感覚のデリボール作りです!

素材にこだわったチョコクランチと新感覚のデリボール

『トイガルテン』オーナーパテシエの佐藤絵里先生


今回で第2回目のスマートスナッキング(賢い間食)レッスン!

バレンタイン直前ということもあり、手作りとして誰かにプレゼントできるチョコレートを、今回もプレゼントされて嬉しい!食べて美味しい!一緒に食べられてとっても楽しい!!がモットーの、『トイガルテン』のオーナーパティシエ佐藤絵里先生に教えていただきました。

先生の作るスイーツは、グルテンフリーで低糖質。 アレルギー体質や糖質が気になる方(もちろん普通にスイーツ好きの方も)にとても優しいスイーツです。

先生はスイーツショップの他にも、池袋コミュニティ・カレッジでグルテンフリーのスイーツ講座なども開催されています。チョコレート作りって、市販のチョコを湯煎で溶かして型に入れて冷やす!という知識しかない編集部。

今回のチョコクランチは、カカオマス、オートミールにピーナッツとココナッツシュガー、そしてスーパーフードで最近話題のカカオニブとアンチエイジングオイルとして人気再沸騰のアルガンオイル“アルガナッティ“を使用。

砂糖を使わず、低GI値のココナッツシュガーを使うのも低糖質ならではですね!今回使用するアルガンオイルの“アルガナッティ“は、モロッコ南西部にしか生息しないアルガンツリーの実から採取される植物オイルで、砂漠という過酷な環境下で育つアルガンの実100kgから採れるオイルはわずか1ℓ。

地元民族ベルベル人の女性たちによって、大事に大切に育てられて採取されたオイルは『モロッコの黄金』とも言われています。

黄金と言うだけに、美しい黄金色とナッツのような芳ばしさ。

そしてもうひとつ。スーパーフードで最近話題の“カカオニブ“。 カカオ豆を焙煎し外皮と胚芽を取り除き粉砕したものですが、今回ご用意したのはアリバ(ナシオナル種)カカオのカカオニブです。

アマゾン川流域の先住民の生産者が栽培する希少なエクアドル固有種のカカオは、アマゾンの原生種であるアリバナシオナル種を伝統的チャクラ農法により熱帯雨林の環境の中で、農薬、化学肥料、除草剤、耕作用機械を使用しない、完全な自然農法でカカオ豆を栽培しています。

他の果実、作物と一緒に共生して森の日陰で栽培することによって、アリバカカオは芳醇でフルーティーな香りを特徴としています。


クッキングスタート!!


とっても簡単チョコクランチ

オートミールを乾煎りしたら、そこへカカオマスとココナッツシュガーを加えて余熱で溶かしよく混ぜます。

ボールに移し替えて、カカオニブとアルガナッティを加えて良く混ぜ、好きな型に成形したら冷蔵庫で冷やし固めます。

なんとこれだけ!! 多少温度や火にかけた時の注意は怠らないなどありますが、すっごく簡単でびっくり。

これならズボラな編集部でも自分で作れそうです。笑


新感覚の『デリボール』


グルテンフリーで砂糖不使用、ドライフルーツやナッツを使用した“ブリスボール“は、流行に敏感な方たちの間ですでに話題になっていますが、今回作るのは佐藤先生考案の『デリボール』。

デリ=お惣菜というワードなので、メインになる材料はなんと高野豆腐!!

これにクルミやオリーブ、甘さをレーズンで、それにカカオニブとアルガナッティを入れて撹拌。 仕上げにカカオパウダーとココナッツファインをまぶすという行程です。

和食中の和食の高野豆腐が、レーズンやらカカオと合うのか??

レシピだけ見たときの編集部の驚きと不安。。。 頭の固い私には全く想像ができず、ただただ先生の作る行程をしげしげと眺めるだけに。

だいたい、あの固い高野豆腐がどうやったら丸くなるの??

和食の食材がクルミやレーズン、カカオニブと合うの??

これが見事に合うんです!!

出来上がりの『デリボール』


口に入れるとココナッツファインをまぶした物は、オリーブの風味とレーズンのほんのりとした甘みがなんとも滋味深く感じられ、和食の繊細な味わいそのもです。

ですが、全く和の味はしません。少し塩気が効いたスイーツといえばいいのか。 カカオをまぶした物は、もはや風味はチョコレート。

ですが食感も後味も完全に新感覚です。

じつは甘い物が不得手な私ですが、これならずっと食べていたい!!

謎だった、あの固い高野豆腐が戻さなくてもしっとりするのは、アルガナッティを入れているから。

なるほど〜!! 調理の仕方、食材の組み合わせひとつでまだまだ未知の世界がたくさんあるんだなぁと、しみじみ感心しました。

先に作って冷やし固めていたチョコクランチ。

パッケージも今はお洒落でお手頃なものがたくさんあるので、工夫ひとつでお店で購入したものと変わらないくらい可愛くアレンジできます。

このチョコクランチ、とてもしっかりとしたチョコレート本来の味。

要するに濃厚なのですが、ミルクチョコのように変に甘さが際立つこともなく、ナッツやオートミールのザクザク感、クランチ特有の食感がまた食べ応えがあってクセになりそう。

バレンタインの時期になると、有名どころのチョコレートがわんさか街に溢れますが、確かにどれもこれも見栄えも良く味もよりどりみどりで美味しそうですが。

大切な友人知人、家族や恋人に。

こだわった材料と、丁寧に心を込めて作るスイーツをあげるバレンタインデーというのも、なんだか素敵だなと感じた今回のイベントでした。

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